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2151.「どっちがきたない」 tokotokoさん

息子の部屋があまりに散らかっているので

「部屋全体をゴミ箱にするのはやめてくれない」と言ったら

「うち全体を犬小屋にするのもやめてくれない」と答えたので

この話しは無かったことにした。

2152.「どっちがきたない2」 vacuum carさん

A氏「しばらく掃除してなかったらうちの部屋の隅にカビが生えたんだ。」

B氏「そうなの?うちの万年床の横にきのこが傘作ってたよ。」

2153.「どっちがきたない3」

そりゃ〜、私は美人じゃないですよ。でもあの病院でのできごとは

忘れられないわ。妹が病気だったんで、付き添いで病院に行ったの。

検査が終わって医師たちが喋るのをこっそりついたての陰に隠れて聞

いてしまったの。

医師A「でも、なんだなあ。きょうのあの患者、いままで見た、一番の不器量だったな」

ここまでは、いいの。私も妹をみてときどきそう思うもの。でも次の言葉が許せないの。

医師B「その感想は、姉の方を見てからにしたほうがいいぞ」


2154.「就職面接」 March Hareさん

「当社を希望された理由を聞かせて下さい」

「だって〜、ここって〜、結構有名だし〜、大きいからつぶれる心配もないと思うし〜、給料良さそうだし〜、それに〜、

何か〜、ここの社員だって言うと〜、かっこいいジャン!」

2155.「7−7で強い力士」 kazu2705さん

2000年初〜1997年名まで16場所延べ94人を集計しました。

全体では、64勝30敗、勝率0.681

私の手元にある成績リスト222人中、この勝率以上は

20人、現役では貴乃花0.763、曙0.727、武蔵0.716

だけ。若乃花は0.663、出島0.642、貴ノ浪0.637

つまり、「火事場の…」は横綱並みなのである。すごい

もんだねえ。

大家さんは、普通なら勝率5割と書いていたけど、5割はなかなか

難しいんです。横綱・大関・三役の常連が勝星を持っていってしまうから。

例えば、今現役では、横綱・大関以外で幕内勝率は

栃東0.590、武双山0.589、魁皇0.575、琴錦0.540

皇司0.533、雅山0.533、土佐0.524、安芸0.523

貴闘0.518、大日0.507、闘牙0.504

だけです。三役の常連か、昔の常連です。

若城なんて0.455、それが…い、いや、私は何も…

肥後だって、0.450、…・いや、何でもありません。

2156.「ありがとう」

おもしろいデータですね。ゆっくり見せてもらおう。

自分が7勝7敗のときは滅法強いのに、相手が7勝7敗のときは滅法弱い

というのがジョークよりおもしろかった。笑いました。寺尾、敷島・・。

このことからいえること、

相撲は他のスポーツと違って精神力さえあれば勝てる唯一のスポーツです。

他のスポーツでは勝とうとすると力んでかえって負けてしまうのに(笑)。


2157.「新説・うさぎと亀」 depreciationさん

ある時、ウサギとカメが、山まで競争することになりました。

(中略)

カメが着実に歩いてくると、ウサギはゴールの直前でうたた寝をしていました。

カメは、「しめしめ、これであいつを追い抜ける」と思い、それまで通りに堅実に歩を進めました。

さて、カメが、あと1歩でウサギに追いつけると思ったとき、突然ウサギが跳ね起きて、ゴールに飛び込みました。

ウサギ:寝ているとでも思ったのか。

カメ :う、詐欺!

ウサギ:ばカメ。

2158.「フリードリッヒ・グルダ」 sigonarazuさん

この前、大家さんがダジャレのネタにしていたピアニスト。

「ウィーンの問題児」と言われるほど個性的な人だったようだ。

二年ほど前、オーストリア放送協会(ORF)が彼のリサイタルを

抜粋録音で放送したことに立腹。自分で「グルダ死亡」のFAXを

ORFに送った。

「何故かって? 自分が死んだら追悼で全曲流すだろう」

今ごろ、ORFは本当の追悼番組を放送していることだろう。

2159.「チェリビダッケ」

1996年に死んだ指揮者は誰だっけ、チェリビダッケ?


2160.「カラヤン」 sigonarazuさん

今日のコンサート、客の入りはどやろ?

な〜んや、カラヤン‥

2161.「ヨーヨーマ」

ヨーヨーマの演奏はまーまーよ。

2162.「リチャード・クレイダーマン」 depreciationさん

リチャード・クレイダー男

え? 「クレイダーマン」の「マン」は男の意味じゃないの?
早く言ってよ。

ちなみに、僕の携帯、着メロが「渚のアデリーヌ」です。

2163.「銅像」 murasakiさん

K博士が発明した新型万能ロボットと辺境の星に旅立った。

既に地球から移住して何世代も経た星住民は姿形も言葉もすでに地球人とは異なっていた。

しかし、ロボットの翻訳機能で博士と何の問題もなく意思の疎通を図り、移住者たちの問題を

次々と解決した。

やがて滞在期間が過ぎ出発の日となった。移住者たちは涙乍らに感謝の意を表し、

是非見てもらいたい物があると言う。等身大の銅像と思しきものの上に布切れが掛っている。

博士自身は名誉欲が強い方ではなかったが、銅像を作ってもらうほど感謝されたのかと感動した。

式典が進み、いよいよ除幕。幕の下から出てきた銅像はロボットの物だった。


2164.「大食い」 Kaijinn20Menusoさん

俺は大食いだ。チャレンジメニューをクリアしいくつかの店から賞金を貰ったこともある。

そういった店からは出入り禁止にはならないが、チャレンジメニューに再挑戦は出来ない。

街を歩いていると「どんなに食べても700円」という看板を見つけた。ラーメン屋である。

特にチャレンジメニューはないようだがほどほどに混んでいて、ほどほどに旨そうである。

店構えとオヤジや店員・客を見れば大体のところは分かる。財布には700円払っても

帰りの電車賃分は十分ある。

早速カウンターに座り、まず「どんなに食べても700円のラーメン」を頼む。味は悪くない。

2杯目を頼む。大食いでもあるが早食いでもあり3杯目を空ける。手持ちぶさたになるが

他の客もいてチャレンジメニューと違って味わいながら食べられるのはなかなか良い。

結局10杯食べたところで帰らなければいけない時間になった。

カウンターに700円置いて帰ろうとすると、7000円を請求された。文句を言ったら看板を

見ろと言われもう一度良く見ると「どんなに食べても一杯700円」と書いてあった。

一杯食わされた。

2165.「恋心」 Kaijinn20Menusoさん

日だまりの中でうとうとしていたら俺の恋心が空に舞い上がっていった。

これは大変と早速追いかけた。

俺の恋心は風船のようにふわふわと浮かんでいる。手が届く高さにはないが

地上3mほどの高さで流れていく。走りつかれて、道端の自転車を拝借して追いかけつづけた。

途中コンタクトを落として探している女子大生がいた。一瞬横目で見たが恋心を

追いかけつづけた。かばんを落として中身を拾い集めている女高生がいたが、

これも一瞥しただけ。人待ち顔のOLの横も素通りしてひたすら走りつづけた。

もう少しで手が届きそうだった俺の恋心は突然の突風で大空高く舞い上がってしまった。

もう手が届かない。しょんぼりしながら自転車を転がして帰って行く。

「あっ、それ私の自転車」中年のおばさんが寄ってきた。「まっ、マズイ」

「良かったわ自動車事故で周りの自転車はめちゃめちゃになっちゃけど無事だった。

あなたのおかげね。亡くなった主人の愛用していた自転車なのよ。」

逆に感謝されてしまった。おばさんのそばで若い娘もにこにこ笑っている。

可愛い!何時の間にか空の上から恋心が戻ってきたようだ。


2166.「書評」

青影 拓哉著 「相模に八百長はなかった」 不自由国民社

書評:今月発売された「相模に八百長はなかった」が好評である。

実際に当事者にインタビューすることもなく、3日間と言う歳月をかけて

図書館とウェブ上でまとめられた著者の渾身の労作である。

ジョークめかした表現が多いものの、データの駆使、統計処理、分析と

見事な手腕を発揮し、結局「相模に八百長はなかった」と結論づけている。

おおまかな内容は以下のごとくである。「データ(電話帳・住所録・町内会名簿)

を駆使し、検索したが相模地方には八百長という名の人はいなかったということである」


2167.「動物愛護」 maiさん

私がまだ小学生くらいの頃、なぜか家でキジを飼っていました。

でも、可愛そうなのと、夜中にでも鳴いてうるさいのが理由で

山に住んでいるおじさんに渡して、山に帰してもらうことにし

たんです。

しばらくして、そのおじさんの家に遊びに行くと玄関にキジの

剥製が飾ってありました。


2168.「注文の少ない料理店」 Kaijinn20Menusoさん

シカゴダウンタウンの南の少し危険な地区。レストランの扉を開けて男が入ってきた。

肩の雪を帽子で振り払い帽子とオーバーを壁にかけて席についた。

室内は暖かくほっとする。早速ウエイターがきてプライムリブを注文する。

「お客様、プライムリブはございません。」

「そうかもう遅かったか。じゃあビーフシチューはあるかい。」

「申し訳ありません。ビーフシチューもございません。」

「えっ。ポットローストとかニューヨークステーキはペッパーステーキでも良いんだけど。」

「大変申し訳ございません。どれもございません。」

「何だって。じゃあ食べるものが無いじゃないか。もう帰る。あれ、壁にかけておいた

ワシの帽子とオーバーは?」

「それもございません。」

2169.「微熱」  Kaijinn20Menusoさん

朝起きたら微熱があった。頭が重い。遅刻しそうなので兄貴の机の上にあった風邪薬を

口に放り込みを蛇口の水で飲み下して走った。

駅から走ってギリギリ滑り込みセーフ。頭がガンガンする。給湯室の前にトモコがいた。

「今夜食事に行かないか」

自分で吃驚した。好きだったけどこれまではまともに話したこともないのに。身体が熱くなった。

企画会議でいつものように下を向いていたら、頭がガンガンして何時の間にか立ち上がって

発言していた。本部長をはじめ皆が大絶賛。こんな事は初めてだ。

会議の後課長から呼び出しを受けた。根回しも無しに会議で勝手な発言をするなと

物凄い剣幕だ。普段なら黙って聞いているが、業者からのリベートの事を言ってやったら

黙って引き下がった。胸がスカッとしたが、微熱はまだ続く。

こんな事は初めてだ。今朝飲んだ薬が気になって、兄の研究室に電話してみた。

優秀だが何処か抜けてる兄はのんびりした声で

「あの薬か?風邪薬の新薬の試作品なんだけど、まだ副作用が確認できてないし、

持続性が短いんでもう見込みないんだ。」

課長から再度呼び出しを受けた。昨日の報告書の数字が違っていてこっぴどく怒られた。

さっきの恨みを3倍くらいにして返された。廊下に飛び出したら本部長にぶつかって

本部長のメガネを壊してしまった。冷や汗が出てきた。その後も納品の間違い、

支払いの遅れのクレーム続出で最悪の一日。

やっと5時になった。がっくりしながら出口に向かうとトモコがはにかみながら待っていた。

微熱はすでに消えていたが、胸に暖かいものがあふれてきた。

2170.「歩行では無理」

3人の女性が交通事故でなくなり、天国の門までやってきた。

そこに聖ペテロが待っていて、最初の女性に言った。

「あなたは人生で、何度、夫を裏切りましたか?」

女性は「3度です」と答えた。

聖ペテロは「それではこの天国の塀のまわりを3回まわってきなさい」と言った。

聖ペテロは2番目の女性にも同じ質問をし、女性は「5度です」と答えた。

聖ペテロは女性に言った。

「この天国の塀のまわりを5回まわってきなさい」

二人の女性はとぼとぼと歩き始めた。

聖ペテロは3番目の女性に向かって質問しようとしたとき、その女性が言った。

「ここには、自転車かバイクはありますか?」

2171.「至言」

「いつ、どこで再会するかわかっていれば、われわれは友人に対して、

もっと優しくさよならを言うだろう」ウィーダ(イギリスの女流作家)

2172.「遺憾」 March Hareさん

若い男性が事故で病院に運ばれた。

直ぐに、手術が始まった。

やがて、手術が終わり、医師が付き添いに伝えた。

医師「遺憾ながら・・・」

付き添い「先生!それじゃ・・・」

医師「ええ、胃ガンが発見されました」

2173.「お茶」 March Hareさん

友人の家に何人か集まって、話をしていたときのこと。

話が盛り上がっていたところに、その家のおばさんがお茶とお菓子を持ってきた。

主婦の例に漏れず、この人も話し好きで、我々の会話の中に入り込んできた。

流石主婦、その勢いたるや凄まじく、我々は口を挟むことも出来ずに圧倒されていた。

ふと、正気に戻ったおばさん、立ち上がり「御免なさいね、お茶を濁して」と言って去ろうとした。

私は間髪入れずに言った。

「じゃ、容れ直して」

2174.「嘘ニュース」

日本相模協会は、外部からの批判に対し、大相模の構造改革に乗り出した。

まず、数学者、コンピュータ関係者の協力を仰ぎ、八百長の原因となる、

7勝7敗の成績にならないような方法を考慮中である。

また、6勝7敗となったところで自動的に6勝8敗となるような案も考慮中である。

勝負の直後に全員、嘘発見器にかける案も浮上しているが、それにより部屋の

オカミさんとの不倫もバレるのではないかと今から戦々恐々としている者もでているもよう。

2175.「ストックホルム症候群」  sigonarazuさん

気の進まない結婚をしたというA子に会った。

「久しぶり、結婚生活はどう?」

「はじめは憂鬱だったけど、この頃は彼に愛を感じるわ」

「まあ、ごちそうさま。ずいぶん変わったのね」

「こういうの、ストックホルム症候群っていうらしい」

「何それ?」

「人間は極限状態に追い込まれると、自己防衛本能で

原因となった相手に好意を持つような精神作用があるんだって」

「ええ? あなた、そんなに極限状態だったの?」

「そりゃそうよ、お見合いで8人兄弟の長男、しかも両親と祖父母も

同居のうちに嫁いだんだから…」


2176.「野うさぎ捕獲実話」 tokotokoさん

河原でバーベキューをしていた時のこと。茶色いウサギが目の前に

ピョンピョンと飛び跳ねて来た。みんなで追いかけ回して

やっと捕まえて家で飼おうか、逃がしてあげようかと話し合ってたら

『あの〜、そのウサギうちのなんですけど〜』

と中学生ぐらいの男の子がやって来た。遊びに連れてきたら

逃げちゃったんだって。そこでこう言った人がいる。

『だいたい野ウサギが捕まるわけないよ、変だと思ったんだ』

この人一番夢中になってウサギを追いかけ回した人です。 

2177.「返品」Kaijinn20Menusoさん

「社長秋物が返品の山です。」

「今からじゃ売れないし、来期までの金利・倉敷料を考えたら半値以下で

シドニーに売り払え。あそこはこれから秋だ。」

「さすが社長。でも、さらに良い手を思い付きました。サンプルと称して10個入りで

直送し気に入ったら買ってもらうとするんです。でも請求書には7個と書いて、価格は3割引。

70%x70%=49%で実質的には半額です。」

「どういうことだ?」

「7個入りなのに間違って10個来たと思ったらシメタと思ってそのまま買ってくれますよ。」

「なるほど。君も本部長になるのももう直ぐのようだな。わはははは」

「シドニーの件どうなった。」

「実は・・・」

「問題でもあったのか?」

「返品してきたんですよ。」

「何?」

「しかも3個抜き取って7個だけ。」

「何!」

「更に送料受取人払いで・・・」


2178.「ししゃも」 Kaijinn20Menusoさん

北海道旅行中にアメリカ人留学生と列車で同席した。

「日本人は何故数学が得意で計算が速いのですか。」

「それはシシャモの頭を食べるからだよ。」

私はかばんから取り出したシシャモの身だけを食べて頭は丁寧に仕舞い込んだ。

「これは家に帰って子供に食べさせるんだ。しかもヘルシーなんだ。」

それを見てアメリカ人はどうしてもシシャモの頭を譲って欲しいと懇願するので、

ひとつ200円で売った。食べにくそうに3個飲み下したが嬉しそうな顔をしている。

次の駅で焼きシシャモ5匹入り600円を売っていたのを見てアメリカ人は激怒した。

「あなたはひどい人だ。シシャモの頭3個で私から600円も取ったけど、

ここでは同じ600円で5匹、しかも頭だけじゃなくて身までついているじゃないですか。」

「ほら、早速シシャモの頭のおかげで計算が早くなったじゃないか。」


2179.「進路判定試験」 Kaijinn20Menusoさん

息子が12歳になったので進路を決めるさせるために三つの品物を用意した。

ワインの入ったワイングラス・金貨の詰まった革袋・聖書の三つを机に置き,

息子を呼びだした。もし、ワイングラスをとればソムリエに、革袋ならビジネスマンに、

聖書なら神父にさせようと考えていた。

「さあ、どれかお前の好きな物をひとつだけ取りなさい」

というと、息子はワイングラスを空け、革袋を掴み、聖書を小脇に挟んで逃げだした。

その後息子は有能な弁護士になった。


2180.「署名」 Kaijinn20Menusoさん

ある文盲の女性が某国から婚約ビザでアメリカに渡航してきた。

文盲のため署名が出来ないので右手の親指で拇印を済ませていた。

無事に諸手続きをすませ、結婚届を出し、ハネムーンに出かけた。

気立て良く律義で笑顔の素敵な女性を娶り男も幸せだった。

滞在先のホテルに友人からのプレゼントが届いた。

夫は髭剃りの最中だったので代わりに受け取ってくれと妻に頼んだ。

髭をあたりながら横目で見ていると無事奇麗な花束を受け取った。

少し気になる事があったので新妻に尋ねた。

「ねえ、いつも君は右手の親指で拇印していたのに、なんで今日は小指を使ったの?」

妻ははにかむ様に

「だって、結婚して名前が変わったでしょ」

2181.「屋根」 Kaijinn20Menusoさん

K「どうしても結婚しろと親に言われて見合いしたがとても素晴らしい女性なんだ。」

私「悩む事は何もないじゃないか。」

K「実はあのやり方が分からないんだ。」

私「心配御無用。ほらあの屋根の上で鳩が二羽愛し合っているじゃないか。

こっちの屋根では猫が愛し合っている。ね、簡単なことさ。君に出来ない事なんてないよ。」

K「そうかな。何だか自信が湧いてきた。」

結婚して2ヶ月、Kが浮かない顔をしている

私「どうしたんだい。奥さんとは上手く行っていないのかい?」

K「いやそちらの方は教えてもらったとおりちゃんと出来たよ。」

私「じゃあいったいどうしたんだい。」

K「妻が屋根から落ちたんだ。」

2182.「見合い」

ボクは、悪夢のような、あの日のことを忘れることができない。

あれは2年前の、そうそう桜の花が散り始めた春の頃だった。

親戚に勧められ、堅苦しい儀礼ぬきの見合いにでかけた。

こちらはボクひとり、相手は本人と介添えのふたりというものだった。

約束のホテルの地下のレストランに着くと、すでにひとりの女性が席にすわっていた。

女性は「介添えです。妹はまだ着かないのです。申しわけありません」と挨拶した。

姉は大柄で器量は悪く(悪いというのもかなり控えめな表現なのだが)、

着物姿も板につかず、ボクは心のなかで,

『きょうは、来るんじゃなかった。この女性の妹じゃどうしようもないな』と思った。

気がすすまないが、あきらめて、妹が来るまで姉と話をすることにした。

「ご姉妹はお二人だけなんですか?」

「ええ、そうです」

「おねえさん、あなたは、ご趣味は? SFやなんかは?」

「初対面なのに随分と大胆な質問ですこと。ムチやローソク・・」

「それはSMでしょう。ボクが言ってるのはSF小説ですよ」

「いいえ、あまり読まないです。わたしって、ほんとにだめなんですよ。きれいなばっかりで」

「……ああ、そうですか。音楽は聞きますか?」

「一応は聞きますが」

「クラシックは?」

「一応、好きですよ」

「プッチーニの歌劇『トゥーランドット』なんかは?」

「松島の?」

「それは『エンヤードット』でしょう。困ったな。句作はどうですか?」

「わたし、北島三郎はあまり好きじゃないんです」

「北島? ああ、それは与作でしょうが。ボクがいってるのは句作、俳句ですよ」

「なんだ俳句?それなら早くそう言ってください。最近詠んだ句は『くちなしのはな』です」

「おお、くちなしの花ですか。咲く花の匂うがごとく、みたいないい出だしですね。で、どんな句?」

「口なしの鼻もなければ のっぺらぼう」

「おねえさん、いいかげんにしてください」

「ごめんなさい。あなたの緊張を和らげようと思って。光一さんて、誰かに似てるわね」

「ええ、俳優の岩城滉一に似てるとよくいわれます」

「ええと…、すみません。どのへんが?」

「どのへんって…、失礼な。あ、妹さんがおみえになったようですね。

妹さん、すごい美人ですね。あなた方のどちらかは、ひょっとしてもらい子なんですか?」

「それは、どういう意味ですか?」

妹は小柄で、いままで見たこともないような美人で、ボクはすっかり一目惚れをしてしまった。

このふたりが

実の姉妹とは信じられないくらいだった。

ボクは姉との不快な会話も忘れ、立ち上がって挨拶をした。

妹は整った顔に、はにかみを少し含んで言った。

「道路が混んでいて、すっかりお待たせしてしまいました。はじめまして。私、川添です。

姉とのお話、はずんでるようでよかった。

姉は知的な会話が出来ない人は苦手なんですよ。ホテルの庭でも散歩して、話の続きをなさってください」

「?%$#☆*※♪♂????」

姉が最初にボクに挨拶をしたとき、姉は自分のことを、「介添え」じゃなく「川添」と言ったのだった。

悪夢はいまも続いている

――― 川添 光一

2183.「若い父親」 Kaijinn20Menusoさん

若い父親が一生懸命になってむずかっている赤ん坊をあやしている。

「カズ、落ち着くんだ、落ち着くんだ」

繰り返すが、一向におさまらずむずかる一方である。それでも父親は

「カズ、落ち着け、落ち着くんだ」

と繰り返している。

通りすがりの御婦人がこれを見て言った。

「まあ、あなたも随分と辛抱強いお父さんですね。赤ちゃんはカズちゃんて言うんですか?」

「いや、カズは私の名前で、この子はヒロシです。」


2184.「借金」 Kaijinn20Menusoさん

村崎が友人の大谷に出会った。

「大谷くん、ちょっと5千円ほど用立ててもらえないかい」

「お安い御用さ」と5千円を貸してやった。

1週間ほど後、また二人が出会った。

「大谷くん。君から5千円借りていたね?」

「ああ、そうだよ」

「それだったら、もう5千円借りてちょうど1万円にしたいんだけど」

「いいとも」

しばらくして、また二人が出会った。

「大谷くん。君から1万円借りていたっけね?」

「そのとうりだよ」

「じゃあ、もう一万円借りてちょうど2万円にしたいんだけど」

「必要ならしょうがないな」

さらに半月ほどして、また二人が出会った。

「大谷くん。君から確か2万円借りていたっけね?」

「いや、君には金を貸していない」


2185.「どの娘と結婚すれば・・」

3人のガールフレンドをもっている男がいた。しかし彼は、どの子と結婚す

ればいいかわからなかった。それで彼はひとりひとりに5000ドルを与え、

その使い方をみることにした。一番目の女は自分を飾ることにした。

新しい服、新しい髪型、マニキュア、ペディキュアなどをそろえ彼に言った。

「あなたを愛しているから、きれいにみえるようにお金を使ったわ」

2番目の女性は新しいゴルフ・セット、CDプレイヤー、テレビ、ステレオを買い、

男にプレゼントした。

「わたしは、もらったお金でこれを買ったの。あなたが好きだから」

3番目の女性は5000ドルを株に投資し、それを10000ドルに増や

し、男に5000ドルを返し、5000ドルをまた投資した。

「あなたが好きだから、残りのお金も投資したの」

男は女たちの金の使い方をいろいろ考えたすえ、ついに決心した。

おっぱいの一番大きい女と結婚することを。


2186.「あおによし」

前日のジョーク「見合い」を書いてるとき、「咲く花の匂うがごとく」の出

だしがわからなくなった。赤によし…、ちがうなあ。黒によし…これも違う。

あっ、青だ! 「あおによし奈良の都は、咲く花の匂うがごとく今盛りなり」だっ!、

って冗談ですよ。きょうは他にジョークが浮かばないんだもん(笑)。


2187.「受験料」  Markeさん

試験から帰って来て子供が言う・・・

「無駄をしてしまった。受験料の3割分くらいしか書きこんでないヨ」

母「初めから何割分って払えれば良いににねェ」


2188.「訊問」

アメリカで犯罪捜査に最もすぐれた機関を決定するため、大統領は最終的に

3つの機関、すなわちCIA、FBI、シカゴ警察をリストにあげ、最後に

3者にテストを課することにした。(シカゴ警察は犯罪者に対し手厳しい訊

問・捜査をすることで知られている)そのテストというのは森に放たれたウ

サギを捕まえることだった。

CIAは森林に入り、情報提供者を配置し、すべての植物、鉱物に目撃証言

がないか質問した。3ヶ月の大規模な調査の結果,CIAはウサギはいない

という結論を出した。

ついでFBIが森林に入った。ウサギを捕まえられなくて2週間たって、F

BIは森に火を放ち、ウサギも含めて全部焼き殺してしまった。ついで、シ

カゴ警察が森林に入った。2時間後には、ひどく傷だらけの熊をつれて帰って来た。

熊は叫んだ。

「OK,OK、わかったよ、わたしはウサギだ」


2189.「タマ」

TVで、小学生刺殺事件について解説者が話していた。

「容疑者は簡単に任意同行するようなタマじゃなかったんだから・・」

解説者は、もと警察関係者だったんだろうね(笑)。


2190.「あなたのにそっくり」

医者のところにひとりの男がやってきた。彼は首を押さえ、意識がもうろう

として、苦しそうに話した。医者は男にイスをすすめ、なにがあったかを尋

ねた。「さっき、私は義母とゴルフをしました。第2番ホールで彼女はボー

ルをスライスさせ牧草地に打ち込んだのです。彼女はボールを無くすのをと

ても嫌がるので、ふたりで必死に探しました。でもみえるところにはボール

がなかったのです。そこに年取った醜い牛がよって来たのですが、母はボー

ルを見つけるまではここを動かないよと言っていました。どこかしこ探した

後で、ふと牛のしっぽを持ち上げてみると、そこにボールが挟まっていたの

です。私は義母を呼んで言いました。『これ、お義母さんのにそっくりだけ

ど』 すると彼女は7番アイアンで私の喉を突き…・」


2191.「きんさん語録」 KAZU2705さん

92年1月宮沢りえのヌード写真集に付いて聞かれ、

「何億積まれてもわしゃ脱がん」

*大家註:「何億積まれてもわしゃ買わん」

2192.「高尚な言葉」 tokotokoさん

人間は高貴な動物である。灰となって見事、墓に入って豪華である。

(イギリスの医者で著述家トマス・ブラウン、1605−82壺葬論より)

2193.「高尚な言葉2」 tokotokoさん

人々はそのおかしがるものによって、最もよく彼らの性格を示す。
                        (ゲーテ)

2194.「高尚な言葉3」

昭和天皇は謹厳実直なお方だったが、それでも有名な洒落を

披露している。

九州地方を行幸したとき、お付きのものが「陛下、あれが阿蘇です」

といったのに対し一言、

「あっ、そう」


2195.「7勝7敗後の八百長」(実話)

相撲の八百長が取りざたされているけど、7勝7敗後の八百長を私も体験した。

私は魚料理が嫌いなのに、久々に和食レストランに入った。

なんとサシミ、塩焼き、すまし汁と魚攻撃を受けコースの終わりには、

魚とそうでない料理が7勝7敗となった。最後の料理はご飯だったので、

なんとか勝ち越したと喜んだら、出て来たのが「鯛の釜飯」だった。

頼み込んで普通のご飯に替えてもらい、なんとか勝ち越せた。

これって八百長?(笑)

2196.「携帯の着メロ」 papass26さん

これはラジオから    

ケータイの着メロに作曲機能が付きだした頃

ある学生のケータイは   

「お・ま・え・は・ア・ホ・か」を大阪弁のノリで入れていました

2197.「調味料」 sigonarazuさん

料理の基本調味料といえば

「さ・し・す・せ・そ」(砂糖・塩‥)ですが

この頃は

「ド・タバ・タ・オ・ト・メ」だそうです。

つまり

ドレッシング・タバスコ・タレ(焼き肉用)・オイスターソース

トウバンジャン・メンツユ

ある「冷蔵庫調査」によると冷蔵庫に入っている調味料の数は

平均25種類。おかずのバリエーションとどっちが多いだろう?


2198.「国境の南」 Kaijinn20Menusoさん

国境の南の町で隣国から盗賊団が攻め込んでくるとの噂に、

娘たちを近くの山の洞穴に隠した。中に老婆が一人紛れ込んでいたので娘の一人が思わず

「ちょっと、おばあさん。何もあなたまで来なくっても良いじゃない」

と言った。老婆は憤然として

「盗賊にだって年寄りがいるだろうが」


♪BGM は「South of the Border」でどうぞ


2199.「浪花ゼニ時雨」 Kaijinn20Menusoさん

戦後裸一貫から出発し、小さいながらも家族経営の商売を

続けてきた男が今際の際。

「母さんかい?」

「そうですよ、あなた」

もう目は見えていない様だが、妻の手を握り締める力はあまりに弱々しく悲しい。

「兄さん、ヒロシだよ。分かるかい」

弱々しい声で笑いながら

「分かるとも、ヒロシ」

掠れ声は笑っているかのようにも聞こえた。

「お父さん・・・・」

娘が突っ伏して泣き出した。

「お父さん!」

息子が父の手を握った。

「カズタカか?」

「そうです、息子のカズタカです」

「本当にカズタカなのか」

「はい、お父さん。カズタカです。」

瀕死の父親はあらん限りの声を振り絞って叫んだ

「いったい誰が今店番をしてるんだ」

♪BGMは当然「浪花恋時雨」をちょっとスローで♪


2200.「ジョーク」 Kaijinn20Menusoさん

友達ジョークを話すと3回笑ってくれる。聞いている時と説明された時と意味が分かった時。

妻にジョークを話すと2回しか笑わない。聞いている時と説明された時。どっちみち意味は分からない。

上司にジョークを話すと1回しか笑わない。聞いている時だけ、説明なんてさせてくれない。

弁護士にジョークを話すと3回笑ったうえ、新しいジョークも教えてくれる。その時間も後で請求されるが・・・

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