ジョーク102                                     hyoushilogo2.gif (1530 バイト)

5051.「悪阻(つわり)」

「あなた、きょう会社休んでくれない?」

「どうしたの?」

「悪阻(つわり)がひどくて、吐いてばかりなの。心細くて・・」

「机の上にボクの写真があるだろ。心細くなったらあれを見たら」

「昨日そうしたの。そしたら、よけいに吐き気がひどくなって・・・」

5052.「来客」 hoshikuzuさん

ご主人: 「これがわが家の長男。今、小学6年生です」

お客:  「ほう! 大器晩成型だが大物になる」

ご主人: 「はあ・・・」

お客:  「易学に凝ってるんですよ。 笑」

長男:  「おじさんの生年月日は?」

お客:  「昭和○○年○月○○日だよ」

_______________

お客さまの帰ったあと。

長男、星占いの本を夢中になって見てる。

「えーっと、気が弱くて、本当のことが言えず、八方美人的・・・か」

5053.「演出過剰」

喜劇俳優ゼロ・モステルは、マンハッタンの自分のアパートから外へ出たところを

バスにはねられた。

左足がめちゃめちゃに砕かれ、切断するほかはなさそうにみえた。

が、ある有名な外科医が治療に当たり、数年がかりで何十回も手術や

植皮術をかさねて、砕けた足をやっと元に近い形になおすことができた。

見た目は決してよくはなかったが、とにかく医学的には健全な足になったので、

外科医は大いに自慢だった。

モステルは医師の頼みに応じ、整形外科医の集会の席に出ることを承知した。

医師は同僚たちに向かって、負傷の範囲や行なったいろいろの手術の性質などを

説明したのち、少々もったいをつけて患者にズボンをまくるように命じた。

モステルは言われたとおりにし、同僚の医師たちの間から割れんばかりの拍手が起こった。

「君、違うよ。そっちの足だよ」と外科医はため息をつきながら言った。

「あっ、そうだ」と喜劇役者は言って、反対側のズボンをまくりあげ、継ぎ目だらけ

傷だらけの足を出してみせた。座は一瞬白けきってしまった。演出過剰の一幕だった。

モステルの述懐、

「まじめな私の先生はこのことがあって以来、絶対に私を勘弁してくれません」

5054.「日曜・・」 kufu kufuさん

A子: 「わたしのお父さんは、日曜画家で、お母さんは日曜歌手で、
     
お兄さんは日曜演奏家で、お姉さんは日曜俳優なの」

B子: 「みんなどうして日曜が付くの?」

A子: 「お金にはならないんだって」

5055.「反対語」

朝日新聞〜言わせてもらおより

国語のテストで、「『普通』の反対語を書きなさい」という質問に、

どうしても答えが出てこない中学2年の息子は、鉄道ファンなので

「急行」と答えたという。

あきれる私に、「友達は『変態』って書いたよ」

(長崎県江迎町・正解は「特別」です・46歳)

5056.「外出」

ある女性が夫に言った。

「あの・・・あなたは気がついてらっしゃるかどうか知らないけど、

この10日間、私ったら同じドレスで外出していますのよ。

かわいそうだとお思いにならなくって・・」

すると夫は女房をチラっと見て、ため息まじりに、

「そういわれりゃ、私にだって言い分はあるさ。この10年、

私は同じ女房といっしょに外出しているんだよ」

5057.「盗聴」

ソ連時代のモスクワのウクライナ・ホテルで食事をした

アメリカ人の実業家が給仕に、皿に盛って出された

貝柱のひとつが、とても堅くてナイフの刃が立たない、

と苦情をいった。

給仕人は驚き顔で、

「同志よ、あれは食べちゃいけません。盗聴用のマイクですから!」

5058.「盗聴2」

ほんとうにあったらしい話(笑)。

ソ連時代に、アメリカ大使がアメリカに帰国する日に部屋で、

「キャビアをアメリカに持っていきたいなあ」

と独り言を言ったら、ちゃんと空港にキャビアが届いていたとか。

5059.「盗聴3」 momoiさん

ほんとうにあったらしい話(笑えませんが)。

小泉首相が北朝鮮に行ったとき、昼食会を断ってオニギリを食べたという

話は有名ですが、同行の官僚が日本の控え室でお弁当を食べながら、

「あぁ、松茸が食べたいなー」

と言ったらしいですよ。

5060.「なまり」 hoshikuzuさん

お父さんと女の子がお散歩。

お父さん: 「道で出会った人と、ちょっと話しただけで出身地がわかるんだよ」

女の子: 「なぜ?」

お父さん: 「なまり  っていって地方の言葉使いでね」

と、そこに犬を連れた人と出会った。

犬:  「ワンワン、ワンワン」

お父さん:「やあ、これは秋田犬ですね」

女の子: 「お父さん、すごい!」

5061.「果てしなく続く・・」 hoshikuzuさん

A:「さ、さ、Bさんどうぞどうぞ、床の間の前へ」

B:「いえ、いえ、私なんぞはこっちの廊下側で」

A:「じゃあ、Cさん、どうぞどうぞ」

C:「いやあ、Aさんがどうぞお座り下さい」

A:「とんでもない。 じゃあ、Dさん、どうぞここの上座へ」

D:「いえ、いえ、私はこっちの壁際で」

E:「そんなこと、おっしゃらずにDさん床の間の前へ」

B:「あ、そうそう、Eさんが上座へどうぞどうぞ」

A、B、C、D、E、

「K%&()%#*’(’FMVXPGWILJ%&)4#’$Q*JH<JTYVBWQP!!」

---   ---    ---    ---
仲居さん達 、

「困ってしまうわねえ・・・」

「ほんと、この 『失われつつある礼儀を守る会』 のご一同さま方・・・」

5062.「大人の歯」

朝日新聞〜言わせてもらおより

幼稚園年長組みの次女は、何かにつけて心配性。

やっと出てきた永久歯を鏡で見ながら、

「お母さん、大人の歯って子供でも使っていいの?」

(神奈川県・横須賀市・これからずっと使うから大切にしてね・40歳)

5063.「またおおひらき」 momoiさん

私の部屋の本棚を見ていた子どもが突然、

「股 大開き ってなに?」

一瞬、エッチ本を隠し忘れてたかとあせったが、

「真田太平記」だった。

5064.「ツアー」

「○○ツアーさんですか。正月にタイに行きたいのですが・・」

「タイは人気があって、特に正月はまずお取りできません」

「じゃあ、沖縄は? ブセナ・ビーチホテルや大きな水族館ができたでしょ?」

「沖縄も大人気で、ブセナはもう一杯です」

「そうか、やっぱりね。暖かいところは人気があるからなあ。じゃあ北海道の阿寒は?」

「北海道もなめたらアカンです」

5065.「プレゼント」

ある小説家が、新刊のサイン会をあるデパートで行っていた。

一人の男がその新刊と前に買った本2冊をもってきたので、

小説家は大いに喜んだ。

「妻は先生の大ファンなのです」と男は言った。

「誕生日に先生の署名入りの本を贈ってやろうと思いまして」

「ほう、びっくりなさるでしょうな」と小説家。

男は答えた。

「そりゃあ、驚くでしょうよ。妻はサファイアの指輪を欲しがっているんですから」

5066.「成績表」

息子の成績表を見ている父親にむかって、当の少年が、

「パパ、今の教育制度の不備は衝撃的だという事実が、ボクの成績を見るとわかるでしょう」

5067.「徴兵のがれ」 bgatayoさん


1873(明治6)年に明治政府が公布した徴兵令には、大幅な免役規定が設けられていた。

 1 身長5尺1寸(154.5p)未満の者

 2 兵役にたえぬ病者

 3 官省府県に勤めている者

 4 陸海軍生徒として兵学寮にある者

 5 文部工部開拓その他の官立の学校で学ぶ者、洋行中の者、医術・馬医術を学ぶ者

 6 一家の主人である者
 
 7 家の跡を継ぐ者

 8 独子独孫

 9 病気または事故ある父兄にかわり家を治める者

 10 すでに養家に住む養子

 11 徴兵在役中の兄弟のある者

 12 代人料 270円を納入する者


*免役規定がかなり多く、徴兵免役率は82パーセントだった。

徴兵免役規定を分かりやすく解説した「徴兵免役早見」というような小冊子が出回り、

徴兵のがれの手引き者としてベストセラーになったという。

5068.「農務長官への手紙」

ワシントン農務長官様

アイオワ州ウェルズに住む私の友人のエド・ピーターソンはブタを飼わないということで

政府から1000ドルを受け取りました。

それで、私も「ブタを飼わない」事業を始めたいと思います。

ブタを飼わない場合どんな農場がいいのでしょうか?

そして飼わないブタはどんな種類のブタがいいんでしょうか?

政府の方針通りにすすめたいと思っています。

レイザーバック種を飼わないようにしたいのですが、ダメでしたらヨークシャー種か

デュロック種を飼わないようにしてもいいです。

私の考えでは、飼わないブタの頭数の管理をすることがこの事業のもっとも

難しい部分だと思います。

友人のピーターソンはこの事業の将来性に喜んでいます。彼は20年以上も

ブタを飼っていて、今年ブタを飼わないで1000ドルを受け取るまでは、1968年に

稼いだ422ドルが最高額でした。

もし50頭のブタを飼わないということで、1000ドルをもらえるのでしたら、100頭

飼わないとしたら2000ドルもらえるのでしょうか?

私は飼わないブタを最初は4000頭くらいにして小規模でスタートするつもりです。

それだけで最初の年は80000ドルになります。そうすると飛行機も買えます。

もうひとつ、お聞きしたいことがあります。私が飼わないこのブタは100000ブッシェルの

コーンを食べません。政府はコーンや小麦を作らない農家にも支払いするそうですが、

私が飼わない4000頭のブタのエサのコーンや小麦を作らないということで支払いを

受けられますか?

それから、私は「ミルクを搾らない牛」事業をも考慮中ですので、それについてのパンフでも

あれば送ってください。

こんな状況で、私は完全に失業状態ですから、失業保険と食料キップの申請をするつもりです。

追伸

タダのチーズを配る計画がありましたらお教えください。

5069.「恥ずかしい写真」 hirokd267さん

「女子高生の、恥ずかしい写真、  5000円でいかがですか?」

 「ほ、ほしい!」

 「あとで見てください」

  ーーーーーーーーーーーーーーーー

 [数学テスト  答案   2年A組 ○野○子  15点]

5070.「実地試験」

バイクの運転免許を取るために、実地試験を受けていた

ある青年が、試験官に町の広場のまわりを三度、

バイクで走るようにいわれた。

「よく注意をしてください。」と試験官がいった。

「私はあなたのブレーキのかけ方をテストするため、

あなたの走っている前方で、歩道から出てきますからね」

青年が三度走りまわってしまっても、試験官は全然現れなかった。

捜しても見当たらないので、青年は試験場に帰って、事情を説明した。

「困ったことが起きてね」と所長が説明した。

「あなたをテストしていた試験官はいま病院へ送られる

途中なんですよ。違うバイクの前に出ていってしまったものでね」

5071.「精霊」 tokotokoさん

ボートで二週間も漂流中の男三人が瓶に閉じこめられている精霊を助けた。

さあ、ご存じ 「三つの願いを叶えます。さあ、願いは?」

三人同時に 「水」

水が入ったコップが三個並んだ。

5072.「沈着」

カナダのケベック州に住むトマス・ヒギンスさんは先ごろ

火事にあったが、その沈着冷静振りが話題になっている。

火事の最中に新聞社から電話がかかると彼は落ち着いて

受話器を取り上げ、たしかに自分の家が今火事だと答えた。

「でもたいした火事ではないのでしょう。お宅の電話が

まだ通じているではないですか」と記者は言った。

いや、もういま家の中が燃えているところだと

ヒギンスさんは説明した。

なるほど、言葉の間に、パチパチという炎の音や消防員の

叫び声が記者の受話器にも伝わってくる。

家財の損害はと問われて、「さあね、2000ドルか3000ドルの間ですかな」と

見積もってから、ヒギンスさんは「では、ほかに用事があるから、これで失礼します」

と言い、思い出したように、こうつけ加えた。

「そうそう、ついでだから、あなたの社の販売部へ電話して、

こちらから通知するまで、購読を中止したいと伝えて

おいてくれませんか。私はもうこの家を立ち退きますから・・・」

5073.「土井たか子」

最近の党と自分の失態について聞かれ、

「笑うっきゃない」

5074.「変態」 pialin8さん

理科の授業で

先生「今日の授業は、昆虫の変態についてです」

女子生徒「イヤダー、先生、そんな恥ずかしい話」

5075.「変態2」

息子「来週の理科の授業参観で変態についてやるんだって」

父親「父さんは会社を休んでも参観に行くぞ」

5076.「商売」

あまりたくさん、悩みごとや心配ごとを抱え込んだ

ある実業家が精神医を訪れた。

「そこの寝台に寝て、心に浮かんだことがあれば

話してみてください。あなたが口をきこうときくまいと

一分につき3ドルずつ頂くことになっています」と医者は言った。

実業家はとくに心に浮かぶこともないので、一時間黙って横になっていた。

「時間です。180ドルいただきます」実業家は金を払って帰った。

二日後、実業家はまた一時間黙って寝ていて、180ドルを払った。

数日後彼はまたやってきた。今度は半分ばかり終わったところで、

とうとう沈黙を破って、「先生、質問してもいいですか?」と聞いた。

「いいですとも、どうぞ」と精神科医は言った。

「ちょっとお尋ねしますが、このご商売の一部分でも譲っていただけないものでしょうか」

5077.「言い訳」

ドライバーが交通取締まりの警官に、

「わたしはレーダーから逃げ出そうとしてスピードを出していたのです」

5078.「未使用」 kufu kufuさん

妻が旅行から帰ると、夫が美しい若い女性とベッドにいた。

「あなた!これはどうしたことなの?!」

「わかった。理由を説明するから冷静に聞いて欲しい。わけが分かれば何でも

無いことだから・・。

私が帰宅途中この若い女性が、汚れた格好と疲れた様子で歩いていたので、

彼女を家に連れ帰り、君が旅行前に残していった冷凍牛肉で食事を作り、

裸足だったので君が処分しようとしていたサンダルを与えた。

それから、彼女が寒そうにしていたので私があなたの誕生日にプレゼントし

たセーターを着せてあげた」

「私のセーターを?!」

「君は色が気に入らないからと一度も着ようとしなかったじゃないか」

「まあ、いいわ。それから?」

「それから、彼女のズボンは引き裂かれていたので君には小さくなってはけなく

なった君のジーンズを与えた。そして、彼女が去りかけた時彼女が尋ねたんだ

『他に何かあなたの妻が使用していないものは無いか?』と」

5079.「どうしてもわからん」

書店で支払いのため3000円だします。

すると店員が必ず「3000円からでよろしいですか?」って訊きますね。

あれは何ですか(笑)?

5080.「どうしてもわからん2」

クイズ番組で、

回答者が答えてるのに、なんで「ファイナル アンサー?」って訊くの?

2回答えなきゃいけない。

5081.「どうしてもわからん3」

みのもんたって、ビタミンCが含まれている食べ物を示すときなど、

何で紙を貼って隠してあるの?

アカデミー賞の発表より仰々しいでしょ(笑)。

5082.「どうしてもわからん4」

私には杉田二郎と坂上二郎との区別がつかん、まったく同じ顔をしてる。
http://www.bird-planning.com/img/NAGATO/DSC00293.jpg

歌は坂上の方がうまいです(笑)。

5083.「どうしてもわからん5」

テニスの「ネットイン」とサッカーの「オフサイド」は

ただ試合の流れを壊すだけのもの。

なんであんなものがあるのでしょうか?

5084.「どうしてもわからん6」

テニスって何で半ズボンなんでしょうか。

はじめてコートに出たときはとても恥ずかしかった。

もっと恥ずかしかったのは、知人女性がはじめてテニスをやるとき、

スコートの下に普通のパンティーをはいてきたとき。

説明しようにもできず、最後までその格好で・・(笑)。

5085.「どうしてもわからん7」

日本のCD、DVDってなんであんなに高いの?

こんないいわけを聞いたことがある。

洋もののDVDは日本語字幕、ノートを作るのにコストがかかる。

和ものは、出る数が少ないから。

どっちにしても高いのだ(笑)。

日本のペーペーの演奏者のCDの方が世界の一流演奏者のより高いです。

5086.「どうしてもわからん8」

新しい靴下って、なんで片方にだけ紙のシートが入ってるの?

気になって夜も眠れん(笑)。

5087.「どうしてもわからん9」

今、選挙結果を見ていたら、ある地区の投票率が前回は36%、今回は8ポイント下がって

28%になりました、とアナが言っていた。

なぜ「8パーセント」じゃなく「8ポイント」なんだろう。このことはずっと気になって気になっていたのですが、

今やっと分かりました。「8パーセント」だと36の8%と誤解することがあるからなんでしょう。

5088.「どうしてもわからん10」

googleの検索。30億の数のウェブサイトを1秒もかからずに検索。

私のハードディスクの検索に何分もかかるのは、どうして?

5089.「どうしてもわからん11」 momoさん

「1姫2太郎」というのは、なんで女は身分が高いのに男は平民なのだろう。


5090.「どうしてもわからん12」 momoさん

googleイメージ検索で『この画像は著作権が存在する可能性があります』ってあるけど、

著作権が存在しない可能性は、ほとんどないと思う。

5091.「どうしてもわからん13」 momoさん

「Sorry、Japanese only」と書いてあるHP。

外国人は、きっと読めないと思う。全角文字は、、、。

5092.「どうしてもわからん14」 momoさん

「ごめんなさい、日本語だけです」と書いてあるHPは、もっとわからんと思う。

5093.「どうしてもわからん15」 momoさん

利用規約は誰も読まないのに、どうしてあんなに長いのだろう?

しかも、どうしてあんなに小さな字で書いてあるのだろう。

しかも、「同意する」が一番最後にあって、スクロールが大変。

一番最初に「同意する」ボタンを作ってくれればいいのに。

5092.「どうしてもわからん16」 momoさん

みんなで出かけて、帰ってきたら「やっぱりウチが一番ね」と言う、うちの奥さん。

なら、「どこかへ出かけよう」なんて言わないでね。

5093.「どうしてもわからん17」 takeさん

なぜか「肥満とタバコはいかん」なんて説教する医者にはタバコ好きで肥っている人が多い。

5094.「ボクの車での初デート」

ボクの車での初デートはこんな具合だった。ボクは16歳で、運転できる年齢だった。

ママもボクが運転できることを喜んでいた。買い物に行ったりしてもらえるからね。

まあ、ボクという配達員がそばにいるようなものさ。ボクも運転が好きだったから

気分はよかったよ。ボクらは運転できる喜びとか大人になった気分を感じたものさ。

10年くらい前には、みんなそう思っていたんじゃないかな。とくにアメリカ人にとっては、

この自立心はなにより大切だったんだ。

子供から大人に変身する一種の通過儀礼さ。ボクはほんとうに運転が好きだった。

ああちょっと話がそれた・・・・


ボクの車での初デートはミッシェルとドライブイン・ムービに行ったんだ。ママはミッシェルが

好きじゃなかった。たぶんミッシェルの大きなおっぱいと関係があったんだろう。あんなこんなで

ボクはこの子にますます惹かれていったんだけど。いいデートだったよ、16歳の少年にとっちゃあ。

映画を見て、特大のポップコーンを食べ、けっこう知的な話もしたし。違反キップは切られなかったし、

気まずいことや、失敗もなかった。おまけに、おやすみのキスもしてもらえた。ちょっと臆病な

ボクらには大きなボーナスさ。ボクは有頂天だった。何のトラブルもなかったし、ポップコーンは

いっぱい残ってたしね。だから家に帰ったとき、上機嫌だった。

たぶん、フェロモンの撒き散らし状態だったよ、16歳の少年のデートの後ってそうでしょ。

ママはどうだったの? って訊いた。パパはまだ帰ってなかった。うまくいったよ、って答えたよ。

ママがこれ以上根掘り葉掘り訊かないよう、簡単に答えたんだ。ティーンがよくやるやりかただよ。

ボクはママは喜んでいるのがわかったよ。すくなくともボクが喜んでいる以上にね。

ママはそんな感情をじょうずに隠してたけどね。あの晩のことよく憶えてるけど、

ママはプロの女優みたいだった。 まあ、ともかく後になって、パパが帰ってきた。

そして仕事場に忘れてきた書類をママと行って取ってきてくれないか、ってボクに頼んだんだ。

もう一度運転できる!行くとも!パパは書類のある場所を説明した。ボクはキーをつかんで、

車にとんでいき、車に乗り込んでエンジンをかけ、ママのために助手席のドアを開けてやった。

ママは車に乗りこむ前に立ち止まって言った。「後ろに何かおいてあるわ・・」

その言い方にはママ特有のトーンがあって、ボクの心臓は止まった。ミッシェルがイヤリングか

バッグをおいて行っちゃったのか?ボクはゆっくりと後ろを振り向いた。そこには、デートの後、

片づけを忘れたポップコーンとふたつのカップがあるだけだった。やれやれ、そんなことか。

回転し続けたボクの脳もちょっと落ち着いた。こう考えた「ああ、車ん中きれいにしてなかったね。

なんとか事態を好転させろ。金の使い方を知ってるように振舞え」ボクは肩をすくめて言ったよ。

「たしかに大入りのポップコーンだけど、2日は食べられるからね」バカみたいなこと言ったけど、

「車を汚いままにしたわね」というほのめかしをそらせたかったんだ。「そうだ」ボクは思った。

「ボクがどんなにうまく頭を使って切り抜けたかをみんなにいわなくちゃ」ボクは小さな勝利に

酔っていたら、ママはまだ車の外にいたんだ。

「ママ何してるの?行くよ!」

ママらしい長い間があって、からかわれた女性がみせる怒りをみせて言った。

「あそこにも何かあるわよ!」ママは後部座席の床を指さした。ママの手が震えているのがわかった。

それが寒さのせいかどうかわからなかった。でもそうじゃないことが分かったよ。あれ〜、こんどは何だ。

たったいまポップコーンの件をうまく片付けたばっかなのに。こんなママの声のトーンって聞いたことないし、

その後も一度もなかったくらいだ。ぞっとする声だった。ママは怒り狂って、声のピッチも上ずり、

南部訛りがでてくる、ママの場合はもっと早口だけど。「うしろのせきにぶらがあるわよ!」

声がうわずって、おまけに早口で聞き取れないから、ママが震える手で指す方を見たんだ。

後ろの座席には何も見えなかった。あっ、でも・・・・、床に落ちている白い大きなものは何だ?

野球帽ふたつ?違うなあ、つながってるしなあ。あっブラだ!もうこれで終わりだと思った

次の数秒間はこんな風だった。

ドキドキ

なぜママのブラが車の中にあるんだ? 目の前にある状況証拠を前に恐ろしい予感に押し

つぶされそうになった。

ドキドキ

車での初デート・・・ミッシェル・・・ママは彼女が嫌い・・・ブラ?

ドキドキ

それからこう思った、これはまずい事態だ。

ドキドキ

ママはさっと坐ると、ブラを掴んでライトにかざして調べ始めた。今度はそれをくんくん嗅ぎだした。

そうしている間ボクの心の中に安堵の波が広がっていった。だってボクがしたのはおやすみのキス

だけだったんだもの。ほんの一瞬ブラはミッシェルのものだと思った。でも初めての車のデートで

後部座席にブラを置き忘れるようなことがあれば、誰だってよく憶えてるはずさ。はじめて雪に

おおわれたグランドチトン山を見たのを憶えてるように。そんなことが起きていたらボクの心は

それに奪われていただろう。

ドキドキ・・・ママがかん高い声で叫んだ。

「ブラに香水がついているわよ・・おまけにママのじゃない!!」

ドキドキ・・・ママは説明を求めているのだ、それもすぐに。たぶんそれでボクの声が1オクターブ

高くなったんだ。ボクは完全に否定モードに入った。短かく無益な戦いだった。状況は不利だった。

ふたりとも相手が間違っていると思いながら、書類を取るために、ボクは黙ってママをパパの

仕事場に連れて行った。パパは書類がある場所を正確に説明していたので、ボクらは仕事場に

向かった。中に入って書類を取ろうとした。でもパパが指示した場所には書類がなかったんだ。

ママが電話のダイヤルをし始めた。ママの反応がすごいので、ボクもブラがなぜあの場所に

あったのかいろいろ考えてみた。ありそうもないことまでも・・。ミッシェルのブラでボクが憶えてない? 

いやそれなら憶えているはずだ。やむにやまれぬ嘘はこうして始まるんだ。いや、これは本当のことさ。

ひょっとしたら、ミッシェルは余分のブラを持っていてバッグから落としたかも。いや、バッグは

それには小さすぎる。ボクがあり得ないことを考えている間、ママはダイヤルするのをやめ、

笑い始めた。ママにいったい何が起きたんだ。ママは言った。「きっとパパがそのブラをそこに置いたんだわ」

家に着いてもボクはまだショックだった。パパは新聞を読んでいた。なんかわざとらしく顔を

隠すようにして新聞を持っているけど、必死に笑いをこらえているのがわかった。

ボクはやっとのことで言った。「ひどいよ」それからボクも大笑いをした。なぜなら、計画を立てたんだ。

いつか自分の息子にこのいたずらをしてやるつもりなんだ。

5095.「忘れ物で貯金」

いつも食堂や電車の中にカサを忘れる会社員が、誕生日に新しいカサをもらった。

彼はそのカサの柄に自分の住所氏名とこういう文句を書いた札をテープで貼り付けた。

「このカサを見つけた方は、どうか私に返さないで、そのまま持っていてください。

その代わり、私に1ドルお送りください」

はたして一週間ほどたつと、彼はそのカサをなくした。

それから6ヵ月たち、彼は合計11ドルの金を受け取っている。

5096.「相談」

ファン・ビューレン女史担当の人生相談欄への手紙。

「私の母はいつも私にがみがみ小言を言います。『服をハンガーにかけておきなさい。

背をしゃんとのばしてすわりなさい。もっとゆっくりしゃべりなさい。テレビの音を小さくしなさい』

といった調子です。自衛のすべもない哀れなティーン・エイジャーは、いったいどうしたらよいでしょうか?」

ファン・ビューレン女史の回答

「服はハンガーにかけ、背はちゃんとのばし、ゆっくりしゃべり、テレビの音は小さくなさい」

5097.「ビジネスクラス」 makoさん

私、バンコックに行ったの。

キップがとれなくて、10万円高いビジネスクラスになっちゃったの。

はじめてのビジネスクラス体験だったけど、くせになりそうだわ。

セキュリティー・チェックが終わるとさっと係員が来て、

荷物をもってカウンターまで運んでくれるの。荷物の重量なんか何kgでもOKよ。

そして、他の乗客の入れないラウンジでタダの飲み物の接待を受け、搭乗まで待つの。

搭乗も他の乗客よりも先に乗せてくれて、「○○さま、いらっしゃいませ。

お待ち申し上げておりました」と席まで案内されるの。

座席は3列分を2列にしてあるから広いのよ。

座席に坐るとすぐスリッパとカーディガンが渡され、飲み物サービスが始まり、

ワインなんかボトルから注いでくれるの。

食事は和食と洋食の2種類から選べて豪華だし、ちゃんとした食器で出てくるのよ。

あまり食欲がなければウドンなんかもあるんだって。

果物やスナックやデザートも何種類もあるのよ。まるで酒池肉林の世界よ。

ビジネスクラスでこれだとファーストクラスは一体どんなんだろ、と思うわね。

飛行機が止まると、他の乗客より先に降りられて、荷物も真っ先に取れるの。

ホント女王様みたいな7時間だったわ。

それで・・・、それで・・・荷物を受け取ったら、もうその先は夢から醒めたタダの女だったわ。

5098.「賽は投げられた」

FA宣言した近鉄の中村は大リーグからのオファーを待っている。

大リーグにいくときは家族全員をアメリカに連れていくと語っている。

数年前、マリナーズに移籍した佐々木は、妻を日本に放り出したまま、

ひとりでアメリカに行くことにし、堅い決意を語った。

「サイ(妻)は投げられた」

5099.「あわてもの」

実際にあった話。

ホノルルのハレクラニホテルに泊まった友人。

電話機にマッサージというボタンがあり、押しそうになるところだった。

よく読むと「メッセージ」・ボタンだった。

5100.「恐がり」

私の友人は歯科医だが無類の恐がり。

一緒にホラー映画を見ていると、何かぶつぶつ呟いている。

「これは映画なんだ・・・映画なんだ、恐くないんだ・・カメラで撮った映像なんだ・・」

lleand

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