ジョーク135                                                                         hyoushilogo2.gif (1530 バイト)

6701.「理由」

裁判官「裁判の陪審を務められない理由は?」

陪審員「そんなに長く仕事を離れたくありません」

裁判官「会社ではあなたがいないと仕事に支障をきたしますか?」

陪審員「いいえ、でもそのことをみんなに知られたくないのです」

6702.「狩猟許可証」

狩猟管理官がハンターを呼びとめ、狩猟許可証の提示を求めた。

「なんですか、これは。去年の許可証じゃないですか」

「ええ、わかってます。去年逃した鹿だけを撃つつもりなんです」

6703.「美味」 朝日新聞〜いわせてもらお

 小2の息子の宿題の日記を見たら、

「今日のお昼ごはんにカップラーメンを食べました。のこったしるにごはんを入れて

食べました。今まで食べた中で1番おいしかったです」と書いてあった。

先生に対してちょっと恥ずかしいなと思っていたら、なんと学級通信にこの日記が

載ってしまった。

(岡山市・本当はもう少しまともな物を食べさせています・37歳)

6704.「月日がたつのは・・・」 monさん

地元のスーパーでは月一回、高齢者に10%引きセールをしている。

そんなときはレジの列は長くなり、なかなか進まなくなるのだった。

あるとき、レジの進みがいつもより遅くて、私の前の男性は不満たらたらだった。

やっとレジにくると、店員が彼にあなたは高齢者ですか、と尋ねた。

男性は答えた。

「列に並んだときはそうじゃなかったけど、今はそうだよ」

6705.「リサイクル」

本屋で立ち読みした話、

オランダは平地なので交通手段に用いられることが多いのが自転車。

それだけに自転車の盗難も多い。朝、買ったばかりの自分の自転車が盗まれ、

夕方には中古のマーケットで売られていて、しょうがなくそれを買い戻すことも。

これをオランダ人は自嘲気味にリサイクリングというらしい。

6706.「サングラス」 Kaiteさん

一卵性ふたごである、9歳の娘がサングラスがほしくなって店に行った。

姉のほうがいろいろ選んだが、近くに鏡がなかったので、妹に向かって、

「ねえ、これかけてみてよ。私に似合うかどうかみるから」

6707.「赤ちゃんポスト」 bさん

 勉強もしないでTVを観ている息子に私が、

「ダメ息子ポストってのもあればいいのにね」と言うと

「何言ってるの。ボクはダメ母ポストが欲しいよ」

それを聞いていた、まもなく定年の夫が珍しくお皿を洗っていました。

6708.「カンガルー」

動物園のカンガルーが逃げ出した。

飼育係は二度と逃げ出さないように3メートルの塀を作った。

次の朝、カンガルーはまた逃げ出して動物園の周りを飛び跳ねた。

8メートルの塀が作られたが、やはり効果がなかった。

12メートルの塀が作られたとき、隣の檻のラクダがカンガルーに尋ねた。

「いったいどのくらい高い塀が作られるんだろうね」

「300メートルになるかもね。誰かが夜に門の鍵をかけない限りはね」

6709.「粋な問答」 とどさん

禅宗のお寺の入り口には、「葷酒山門より入るを許さず」といった文字が

彫られた石柱が立っていることがあります。

「葷」とは精進料理で食べてはいけないニンニクやニラなどの野菜のことです。

「葷」も「酒」もならぬということなのです。

むかしある禅寺の粋な住職が「いくら戒律とはいえ、なんて野暮な言い方だろう。

ちょいと変えてみよう」というわけで、酒の肴づくしで、石柱の脇に「鮭鮫鱈鯉」と

書きました。鮭(さけ)鮫(さめ)鱈(たら)鯉(こい)。

つまり「酒醒めたら来い」 酒は飲んでも良いけど、醒めてから山門をくぐりなさい、

というわけ。 

昔のお坊さんもなかなか粋だねと感心していると、その山門の前を通りかかった酔っぱらい、

じ〜っとその文句を見ていたが、

「へ〜っ、魚できやがったかぁ、よし俺は虫でいってやろうじゃねぇか」と、その横に

「蛇蛙蚊」と書いた。続けて読むと「じゃあ、帰るか」って、これもお見事!

6710.「犬」 mergeさん

ある日、姪のラナと彼女の夫は「家売りたし」のポスターを家に貼った。

ふたりはバミューダに引っ越すことを喜んでいたが、子犬のときから飼っている

ジャーマン・シェパードのジェシーをつれていけないことが心残りであった。

次の日、その家に買い手が現れた。夫婦とその10歳の娘カレンは居心地のよさそうな

こじんまりとしたこの家が気に入った。大人たちがコーヒーを飲みながら話し合っている

あいだ、カレンとジェシーは遊び、仲良くなっていった。

別れのとき、カレンはキッチンに入り、ジェシーに二度と会えない、と思い涙した。

姪のラナはカレンの様子に感動し、衝動的に言った。

「この家は犬付きなの」

6711.「ネコ」 ブレンダさん

ある晩、娘の飼いネコ(室内ネコ)の世話をしていたら、外に逃げ出してしまった。

次の朝になっても戻らないので探したら、9メートルもある木の上にいて、降りられないでいた。

私は消防署に電話をした。電話の女性は「申し訳ないですが私どもにはできかねます」

私がなおも来てくれ、と言い張ると、その女性は丁寧だが毅然として言った。

「ネコちゃん、お腹がすいたら降りてきますよ」

「どうして分かりますの?」と私。

「だって、木の上のネコの骸骨って見たことあります?」

ネコは2時間後に朝食を求めて戻ってきた。

6712.「パー5」

マークはフェアウェイから第2打を打った。

ところがパー5で、けっこう遠くに見えたグリーンにワンオンしてしまい、

先行の、パットを終えた人に当たりそうになった。

マークは謝りにいったが、男は怒り、怒鳴り、パターでマークに殴りかかった。

マークは手にしていた3番ウッドで応戦した。

救急車が到着し、警官は彼を拘置した。

警官が彼に尋問した。

「被害者を8回も叩いたそうだが・・・」

マークはわるびれずに答えた。

「いえ、3回です。あそこはパー5ですから」

6713.「機内アナウンス」 momoiさん

某巨大掲示板で見つけたジョークですが。

飛行機のなかで急病人発生。

スッチー 「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいませんか?」

乗客「・・・・・」

スッチー「お客様のなかに医学生の方はいらっしゃいませんか?」

乗客「・・・・・」

スッチー「お客様のなかに子供の頃医者になりたかったという方はいらっしゃいませんか?」

患者「もう、いいですって」

(オリジナルは、いしいひさいちの漫画だそうです)

6714.「息子」 TNさん

4歳の息子はいつも女の子に間違われます。

帽子、服、靴が男の子用でも間違われます。

そのたびに自分で「男の子です」と言ってます。

今日また間違われましたが、何も言いませんでした。

家に帰ってから

「また間違われちゃった」

その若さで物事を諦めてはいけません。

6715.「息子2」 TNさん

4歳の息子『しかくさんげんそくってなあに?』

車で基地のそばを通ったら

『基地ってなに?』とうるさい。

『カブが安くなったの?』なんて質問するし

そういえばこの息子、3歳の時

「ゆうせいみんえいかほうあんはどうなったの?」

パパが、

「政治経済に首をつっこまないでダンゴムシでもさがしてなさい!」

6716.「絶対音感」 こけさん

珍しくショパン、ノクターン9-2を聞きました。

私は9-2が一番好きです。

この曲聴いている幸福感を絶対温感と言います。

6717.「魚」

生きた魚をいっぱい入れたイケスを2つもった男が、狩猟監視官に呼び止められた。

「この魚を捕まえる許可証を持ってますか?」

「いえ、持ってません。この魚は私のペットの魚なんです」

「ペットの魚?」

「そうです。毎晩、この魚たちをこの川に連れてきて、川に放し、しばらく泳がせるんです。

それから口笛を吹いて彼らを呼び集め、このイケスに入れて家に帰るんです」

「ほんとですか? 魚が戻ってくる?」

男は狩猟監視官をしばらくみつめてから言った。

「ほんとうですよ。やってみましょうか」

「ええ、見てみたいですな」

男は魚を全部、川に放した。

数分たって狩猟監視官が男に向かって言った。

「さて」

「さてって?」

「魚を呼び戻したら?」

「呼び戻すって?」

「魚をだよ」

「魚って?」

・・・

このジョークは考えオチといってしばらく考えてから笑えるジョークです。

前にこんな考えオチジョークも、

3人のアイルランド人が言語療法士によってドモリの矯正を受けていた。

療法士はグラマーでたいそうな美人だった。

彼女は、3人の進歩がとても緩慢なので思い切って報酬療法を試みることにした。

全然ドモらないで自分の出生地を言えた人とベッドを共にするというのである。

最初のアイルランド人が立ち上がり言った。「ベベベ、ベルファファファスト」

男はがっかりしながら座った。

次のアイルランド人が立って言った。「ダダダ、ダブリン」

彼もまた悲しげに座った。

最後のアイルランド人が立って言った。「ロンドン」

療法士は驚きながらも彼の腕を取ってすぐ隣室へつれていった。

30分後に二人は戻ってきた。

男の方は口をモグモグし、何か言いたそうだった。

療法士は何か言いたいのですか、と男に尋ねた。

男は言った。

「デデデ、デリー」

・・・ 

このジョーク、海外留学もした、英語バリバリの人にもオチがわからなかった。

私もオチがわからず、ジョークの訳をあきらめました。

ところが次の朝、顔を洗っていてふとオチがわかり吹き出してしまいました。

第三の男の出生地は「ロンドン」じゃなく「ロンドンデリー」だったのです(笑)。

もうひとつ、考えオチの大傑作、

あるカップルが休暇でメキシコに行き、田舎の有名なあるレストランに入った。

ふたりはメニューの中で何がうまいかとウェイターに尋ねた。

ウェイターは毎日曜日には、すばらしい特別メニューがあると教え、

ふたりはそれを注文した。

やがて華やかなファンファーレとともに、ウェイターは、大きな銀の大皿に盛られ、

肉汁を滴らせた二つの大きな丸い肉の固まりを持って来た。

二つともいい匂いがし、美味だった。カップルはたいそう満足し、ウェイターに

何の肉かと尋ねた。

「毎土曜日の晩には闘牛があって、あの料理は闘牛で負けた牛の睾丸なんです、

美味しかったでしょう?」

ふたりは食べたものに少々驚いたけれど、美味でふたりには満足だった。

6ヶ月後、ふたりはまたメキシコに行き、前と同じレストランに入ることに決めた。

ふたりは、うきうきして前と同じ料理を注文した。また、ファンファーレが鳴り、

ウェイターが銀の大皿をもって来て、テーブルの上に置いた。

ところが今回のは小さな肉の固まりで、貧弱で前の半分もなかった。

男は言った。

「すみませんが、前に注文したときは肉がとても大きかったのに、これはどうして

こんなに小さいの?」

ウェイターはにっこりして答えた。

「そうですね。牛が勝つこともありますから!」

6718.「オール・ドジョー」

男が冬の間アラスカに猟にきていた。

地元でこまごました物を買ったあと、彼は近くのバーに入っていった。

彼はバーテンに近づいて尋ねた。

「ここでは何かいいことないのかい?」

「いいことって?」

「女だよ、お ん な」

「女はいませんが、オールド・ジョーならいつでもOKですよ」

「いや、結構だ。そっちの方の趣味はないもんでね」

次の春、男はまた町にやってきた。

半年も雪に閉じ込められた生活を送った後だったので男の

考えも変わったようだった。バーに入るとバーテンに話しかけた。

「何かいいことない?」

「オールド・ジョーならまだいますよ」

「もし、オレがジョーとそういうことになったら、誰と誰がそのことを知ることになる?」

「そうですね。もちろん、あんたと私とジョー。それにあそこに坐ってる3人の男たちですよ」

「3人の男? あの3人は何のためにいるのかね」

「ジョーを押さえつけるためです。ジョーにはそっちの趣味がないもんで」

6719.「控訴」

弁護士「裁判長、新しく発見した証拠に基づいて控訴します」

裁判長「どんな証拠かね?」

弁護士「被告がまだ500ドル持っていることが分かりました」

6720.「Made in ...」 とどさん

中学生だった頃、O君が学校にゴム製のキングコングのおもちゃを持ってきてこう

言いました。「キングコングと思ってるだろうけど、違うぞ」。O君は少しためて、

みんなを見回して言いました。「裏に名前が書いてあるんだよ。ホングコングって」      

「MADE   IN  HONG  KONG」

6721.「発火」

社員「社長! 某社の充電装置が発火して火事になったそうです。

わが社の製品の発火についても記者会見しなくていいのでしょうか?」

社長「バカ! うちの製品はライターじゃないか!」

6722.「ごもっとも」 こけさん

ある町で道の駅に寄ったらそばに資料館がありました。

ちょっとのぞいてみようと思ったら入館料が5百円だと受付の女性が言うんです。

5百円の価値があるのかなと思い、どういうものがあるのか聞いてみました。

『焼き物と油絵の展示がありまして、あとは常設です』

「常設はなんですか」

『日にちを限って展示するものではなくていつも展示しているものです』

6723.「朝食」 stewartさん

ある忙しい朝、午前8時半頃のこと。

80歳くらいの年配の紳士が指の抜糸をしてもらいにやってきた。

彼は9時に約束があって急いでいたので私はすぐに診察することにした。

傷を診てみると、もうほとんど治癒状態で私は抜糸をすることにした。

傷の処置をしながら彼と話し始めた。私は、なぜそんなにお急ぎなのですか、と訊いた。

老紳士は、老人ホームの妻といっしょに朝食を摂ることになっているんです、と答えた。

私が彼の妻の健康を尋ねると、妻は認知症で老人ホームにすこし前から入居している

んです、と言った。それでは遅れると奥さんが困りますね、と問うと、老紳士は、妻は

数年来もう私のことが分からないのです、と答えた。

私は驚いて尋ねた。

「もうあなたが分からないというのに、あなたは毎朝奥さんのところに行かれるんですか?」

紳士は私の手を軽くたたいて微笑んで言った。

「妻はもう私のことが分からないですが、私はまだ妻のことが分かるんです」

6724.「怖い〜・・」

私も年を取った。2回バイパス手術をやったし、人工股関節、人工膝関節になっている。

前立腺ガンや糖尿とも闘っている。視力も弱く、聞こえも悪い。40種類のクスリでフラフラし、

失神もする。ボケ発作もあるし、循環不良で手足も自分のじゃないみたい。

85歳なのか92歳なのか思い出せない。友達もほとんど亡くなった。

でも・・、でもよかった。運転はできてるんだから。

6725.「工夫」 こけさん

実話なんです。

「ふたりのピアノリサイタル」アンコール曲はカルメン連弾。

『この曲は連弾ですと片一方がおいしいところをとってしまいますから

ちょっと工夫してみました』

どんな工夫をしたんでしょうかと楽しみでした。

さあ、カルメンが軽快に始まりました。

中ほどで左側が立ち上がった

すぐ右側も立ち上がった。

あっという間に右左が入れ替わった。

思わず拍手しそうになりました。

6726.「医療格差」

両患者は同じ症状で足を引きずり、べつべつのアメリカの診療所に入っていく。

両者とも歩行障害があり、人工関節置換手術が必要である。

一方の患者は1時間のうちに診察を受け、その日のうちにレントゲンを撮られ、

次週の手術の予約をする。他方の患者は予約のため2週間待ってから医者の診察を受け、

18週間待って整形医に診てもらえる。レントゲンを撮っても結果が分かるのは1ヵ月後であり、

手術までさらに6ヶ月待たされる。

なぜ患者間でこんなに治療に差があるのか?

それは、最初の患者はゴールデンレトリーバーであり、あとの患者は普通の老人だからである。

6727.「赤ちゃんも3人目になると・・・」

1人目の赤ちゃんのときは妊娠が確かになったらすぐマタニティーを着たわ。

なんだか誇らしい気がしてね。

2人目の赤ちゃんになるともうギリギリまでマタニティーを着ないのよ。

3人目の赤ちゃんの頃には、もう妊娠関係なく普段からマタニティーを着てたわね。

 
1人目の赤ちゃんのときはベビー服は新品で色合いも考えた服。

きちんと小さなタンスにしまったりしてね。

2人目の赤ちゃんのときはきれいかチェックして、汚いのだけ捨てた。

3人目の赤ちゃんともなると男の子でもピンクのを着せたりね。


1人目の赤ちゃんのときはオムツをしょっちゅう替えてたわよ。汚れてなくてもね。

2人目の赤ちゃんになると、オムツは2、3時間ごとに替えたわ、汚れてればね。

3人目の赤ちゃんともなると、臭いがして苦情がでたり、

オムツが重くてなって赤ちゃんの膝まで落ちると替えたりね。


1人目の赤ちゃんのときはいっしょに寝てたの。何かあると心配で。

2人目の赤ちゃんになると、朝まで起こされることもほとんどなくなったわ。

3人目の赤ちゃんともなると、もう別の部屋で寝るようにしたの。気がつくと赤ちゃんを

枕にしてたから。


1人目の赤ちゃんのときは一日中赤ちゃんをみつめて過ごしたわ。

2人目の赤ちゃんのときは上の子がいたずらをしないかを見張っていたの。

3人目の赤ちゃんともなると、子供たちから隠れるようにして一日中過ごしていたわ。


1人目の子供が硬貨を飲み込んだとき、病院に飛び込んでレントゲンを

撮ってくれるよう頼んだわ。

2人目の子供のときは硬貨がちゃんと胃におちるかどうか注意してたわ。

3人目の子供が硬貨を飲み込んだときは月々のお小遣いからその硬貨分を

差し引いたわよ。

6728.「感触」  朝日新聞〜いわせてもらお

先日、三女を出産した。退院したあと自宅で、7歳の娘が私のおなかを触って

「お母さん、双子やったん? もう一人はいつ生まれるの?」と聞いてきた。

「一人だけだよ。このおなかはもう空っぽ」と言うと、娘は心底驚いていた。

ちなみに出産直後に駆けつけた夫は「今から生まれるのか」と私に言った。

(京都市・これは自腹なの!・43歳)

6729.「近道」

学生が学校に遅刻しそうになり、農家のドアをノックして頼んだ。

「お宅の牧草地を横切らせてくれませんか? そうすれば8時30分のバスに乗れるんですが」

農夫が答えた。

「もちろん、いいよ。もしウチの牡牛があんたを見つけたら、8時のバスに間にあうかも」

6730.「誰の考えも同じ・・」

男がいつもの土曜ゴルフから帰ってくると、妻が、なぜ最近トム・オブライエンとゴルフを

しなくなったの、と尋ねた。

夫は妻に訊いた。

「キミだったらズルしたり、しょっちゅうののしったり、スコアをごまかしたり、他人をけなす

ことばかりするヤツとはゴルフなんかしたくないだろ?」

「もちろん! したくないわ」妻は答えた。

「そうだろ。彼もしたくないんだとさ」

6731.「プログラム」

ある早朝、台所で腹立ちまぎれにガタガタ音を立てている夫によって妻が目を覚まされた。

彼女が階下に下りていくと、夫は何かに怒っているようだった。

「どうしたの、あなた? 作っていたプログラムがうまく動かないの?」

「いや、動くよ。朝までずっとプログラムを打ち込んでたんだ」

「じゃあ、どうしたのよ。バグでもあったの?」

「苦労してバグもとって完璧に動いたんだ」

「じゃあ、何がいけないの?」

「プログラムが完成したとき、とても疲れてうたた寝をしたんだ、バックスペースキーの上でね」

6732.「経費節減」

社長が会社の経費節約に関してアイデアを出した者に年に賞金1000ドル与える、と宣言した。

今回この賞金を獲得したのは若い幹部職員だった。そのアイデアとは、賞金の額を年に50ドルに

減額するというものだった。

6733.「4月1日」

高校の歴史の先生は、黒板にルーフ・ルリプイエの名を大書し、このノルウエーの

偉大な冒険家であり、また画家でもあった人物について30分講義をした。

この人物を知ってるかとクラス全員に訊ねたが、誰も知らなかった。

もちろん、皆さんはご存知ですよね。

ことの真相が判明したのは先生が教室をでて10分後・・。

ルーフ・ルリプイエを逆に読んだら・・。

 

ちょっと残酷なのもあります、

「この魔法の目薬をさしてごらん。20年間見えなかったお前の目が見えるようになるよ」

「お母さん、本当? 今、さしてみるわ。・・・・・・あれ? 全然変わらないわ」

「お前ねえ、今日はエイプリル・フールなんだよ」    

6734.「事実」

いまだに独身のジョンは母親を食事に招いた。

食事のあいだ母親は家政婦が美人で魅力的に見えて仕方がなく、

母親はふたりはただならぬ関係ではないのかと、いぶかった。

母親の気持ちを察したジョンは自分から話しはじめた。

「母さんが何を考えているかわかるよ。でも誓ってふたりのあいだには何もないんだよ」

一週後家政婦がジョンのところにきて言った。

「あなたのお母様がお帰りになってから銀のスプーンが見当たらないんですのよ。

お母様がお持ちになったということはないですわね」

「う〜ん、ひょっとするとそうかもね。手紙を書いてみるよ」

というわけで、ジョンはすわって手紙を書いた。

「親愛なる母上

ボクはあなたがスプーンを持っていったとか、持っていかなかったとか言ってるわけでは

ありません。ただ、あなたが食事に来てからスプーンが見当たらないという事実が残ります。

息子より」

数日後、ジョンは母親から返事を受け取った。

「親愛なる息子

私はあなたが家政婦と寝ているとか、寝ていないとか言ってるわけではありません。

ただ、あなたが自分のベッドで寝さえすれば、そこでスプーンがすぐに見つかるという事実が

残ります。

母より」 

6735.「マックス」 エレナさん

子犬のときからマックスは風呂嫌いだった。

マックスが大人の犬になるにつれて彼を風呂に入れるのは家族総がかりの状態だった。

マックスをバスルームに入れようとすると足をつっぱり、吼えわめいた。

それで家族のひとりがマックスを無理やりバスタブに入れて押さえ、もうひとりが洗うのが

常であった。

ある年、私は膝の手術をして、6ヶ月以上も松葉杖をしていた。

その間マックスは風呂に入らないことも多かった。ある午後、子供たちが学校にいっているとき、

マックスは私のそばで寝そべっていた。

私は彼を見て言った。

「マックス、そろそろお風呂に入らないといけないわね」

するとマックスはすっと立ち上がり、バスルームに向かって歩き出した。私がついていってみると、

マックスはバスタブの中にちょこんと入っていた。

6736.「記憶」 mさん

私の88歳の母親は忘れっぽいので何度も同じことを訊く。

病院に受診させるため1時半に迎えに行くからと、言うと

何度も約束の時間を確かめるのだ。

私が笑って、「母さんは最近のことは忘れやすいけど、昔の

記憶はまだとてもいいのよ」と言うと、母は、

「じゃあ、約束の時間は1ヶ月前に言ってよ」

6737.「ダジャレの効用」

俳優の児玉清が東宝のニューフェースの面接のとき、

「キミはガニ股だね」と面接官に言われて、

O脚(忘却)とは忘れ去ることなり」と答えたのが気に入られて

合格したとか。

6738.「愛のドレス」

新婚家庭を夫の母親が突然訪ねた。

ドアベルを鳴らして家に入ると、新妻がドアのそばで裸で立っていた。

「何をしているの?」と義母が尋ねた。

「夫が仕事から帰ってくるのを待ってるんです」

「なぜ裸なの?」

「これ、私の愛のドレスなんです」

「『愛のドレス』? だってあなた何も着てないじゃないの!」

「でも夫はこのドレス、喜ぶんです。このドレスで夫は幸せになれるし

私も幸せになれます。もうすぐ夫が帰ってくるので、ふたりきりにさせてくれると

嬉しいんですが」

ロマンティックなムードになって義母はその家を辞した。

家に帰る途中義母は「愛のドレス」について考え、あることを思いついた。

裸になってシャワーを浴び極上の香水をつけてドアのそばで夫の帰りを待った。

夫がトラックを駐車させて玄関のドアを開けると、妻が裸でドアのそばに立っているのを見た。

「いったい、何をしているんだね?」

「これは私の愛のドレスよ」

「そうか。まずアイロンがけが必要のようだね」

6739.「風邪」 桂三枝の笑ウインドウ     

夫が風邪で仕事を休んで寝ていると、小学校2年生の息子が友だちを

連れて帰ってきた。

「お父さんな、しんどい言うて寝てるから、絶対に静かにせなあかんで」と、

一応友だちに注意している。そんなに気を使うんだったら、なんで友だち連れて来るねん! 

しばらくすると、我が家は無法地帯と化した。

大阪府泉佐野市 ばあば

6740.「サポート」 fayさん

夫は私のようなコンピュータの初心者のための操作やトラブルのサポートをしている。

あるとき、私は仕事中の彼に電話し、コンピュータの不調について助けを求めた。

メモを用意し彼の指示を書きとめようと待っていると、彼は言った。

「いいかい。キミのやらなきゃならないことはね、階段を下りて、夕食の用意をすること。

ボクが帰るまでコンピュータに絶対触っちゃいけないよ」

6741.「昇進」

ある鉄道員はブーブというサルを飼っていた。

鉄道員はサルと遊び、エサをやり、ほんとうに可愛がった。

さらに、鉄道員は手旗信号やポイント切り替えのスイッチのオン・オフさえもブーブに教えた。

そのうちブーブはどんな操作もできるようになり、鉄道員は仕事をブーブに任せて自分は

釣りに行くようになった。

あるとき、鉄道員はブーブに仕事をやらせて、釣りをしているのを駅長にみつかり、解雇され

てしまった。

数ヵ月後、鉄道員は会社から手紙を受けとった。すばらしいことに彼は給与の未払い金を得て、

元の地位に復職できるとの内容だった。手紙の末尾には駅長ブーブのサインがあった。

6742.「大人へ」 kさん

子供は、すべての大人が不完全であることに気がつく日に、彼は思春期となる;

そして彼が大人を許す日に、彼は大人になる;

さらに彼が自分自身を許す日に、彼は賢くなる。

6743.「ささやかな復讐」

15歳の少年がシボレー・アバランチに乗って帰ってきた。

両親は驚いて、「いったいどこでそのクルマを?」

少年は「きょう買ったんだよ」

「お金はどうした? そのクルマ、とても高いんだよ」

「15ドルだったんだ」

「15ドル!!!? そんなクルマを15ドルで売るような人がいるもんか」

「名前は知らないけれど、通りの向こうに住んでいて、最近越してきたレディが売ってくれたんだよ。

ボクが自転車に乗って通りかかったら、シボレー・アバランチを15ドルで買わないかと声を

かけてきたんだ」

母親が不安そうに言った。

「ああ、なんてこと! そのレディ、あんたの気を引くつもりかもよ。次に何をするか

分かったものじゃないわ。ジョン、ああた、レディのところに行ってようすを見てきてちょうだい」

少年の父親はレディの住んでいる家に行くと、レディは庭いじりをしていた。

父親は自己紹介をし、シボレー・アバランチについてただすと、レディが話し始めた。

「ええと、今朝のことよ。夫から電話があったの。愛人とハワイに逃げて、もう家には戻らない。

でもお金に困って、私に新車のシボレー・アバランチを売って代金を送金してくれって。

それでそうしたの」

6744.「いまどきの夫婦」 kenさん

妻にバラの花束、と思って花屋に寄った。

店員が花束をつくっていると、若者が息を切らせて飛び込んできて、

赤いバラがないか、とたずねた。

「残念ですが、このお方がたったいま最後のバラを買われたんですよ」と店員。

気落ちした若者は私に向かって頼んだ。

「このバラを譲ってほしいのですが・・」

「どうしたんですか? 結婚記念日を忘れでもしたんですか」と私。

「もっとひどいんです。妻の  ハードディスクを壊してしまって・・」

6745.「発明王」

トマス・エジソンは自慢の夏の別荘をもっていた。

客が来ると、省力設備などを見せてまわるのが好きだった。

ただ、裏庭に抜ける回転ドアは押すのがとても重かった。

客の一人が何でここだけが省力じゃいのか、と尋ねると、エジソンは、

「誰かがこの回転ドアを押すたびに30リットルの水が屋根のタンクに

汲みあげられるんです」

6746.「欠点」 mosさん

「奥さんの欠点をあげつらうのはやめなさい。奥さんが完璧だったら

あなたよりいい人と結婚してるでしょうから」

6747.「しおり」

本屋で100ドルの本を買い、店員に尋ねた。

「しおりをもらえるかい?」

「しおりは1ドルでお売りしています」

「ボクって、1ドル札をしおりに使えないような、おバカに見えるかい?」

6748.「広告」

次のは、4日間にわたって実際に新聞に掲載された広告で、

最後の3つの広告は、最初の広告の間違いを直そうとする涙ぐましい試みです。

月曜日 売りたし。R.D. ジョーンズが所有するミシン一台。電話 948-0707

午後7時以降 ジョーンズと「格安」に住んでいるミセス・ケリーに電話を。

 

火曜日 お知らせ。昨日のジョーンズ氏の広告の訂正。一台のミシンを格安で。

午後7時以降にジョーンズ氏と住んでいるミセス・ケリーに電話を。

 

水曜日 お知らせ。 昨日、私たちが載せた広告の誤りでジョーンズ氏に迷惑電話が

多数ありました。正しい広告は次のものです。

「売りたし。格安のミシン。ジョーンズ氏と『性活』しているミセス・ケリーに午後7時以降に電話を」

木曜日 お知らせ。 私、R.D. ジョーンズはミシンを持っていません。叩きつけて壊しました。

電話は繋がらなくしました。私とミセス・ケリーとのあいだにはなんの関係もありません。

ミセス・ケリーは昨日までは我が家の家政婦でしたが、もう辞めました。

6749.「カウンセリング」

25年の結婚生活をおくった夫婦がカウンセリングを受けた。

問題は何かと聞かれると、妻は、25年間に積もった夫への不満を次から次へと述べた。

夫からの無視、性生活の欠如、空疎さ、寂しさ、愛の欠如など。

セラピストは、十分に話させた後、立ち上がると、彼女を立たせ、抱きしめて口に情熱的な

キスをした。

女性は何も言えないで、ぼお〜っとしたたま坐った。

セラピストは夫に向き直って言った。

「奥さんには週に7回、これが必要なんです。いかがですか?」

夫はしばらく考えたすえ答えた。

「そうですね、先生。月曜と水曜には私がここに送ってこられますが、他の日には

バスでもいいですか?」

6750.「気遣い」

ジャーナリストのジョン・ガンサーの息子ジョニーは1947年に18歳で亡くなった。

ジョニーはハンサムで背が高く金髪の少年で、ディアフィールド・アカデミーに通い

数学と化学を学んだ。最後の14ヶ月、少年は脳腫瘍にかかって2度の手術をした。

しかしジョニーは2度目の手術の後でもコロンビア大の試験に合格した。

少年は人に好かれ、すばらしく勇気があった。最初の手術の後、医者は、病気のことを

ジョニーに教えていいかと両親に尋ねた。医者自身は、少年は理性的なので病気の説明を

すべきと思い、両親もそれに同意した。外科医は一人でベッドにいるジョニーに脳腫瘍の

事態の重大さについて話した。

少年は注意深く聞き、それから医者の目を見て悲しそうに尋ねた。

「両親になんて話せばいいんでしょうか?」  

                     

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