ジョーク141                                                                      hyoushilogo2.gif (1530 バイト)

7001.「見てわからないの?」 朝日新聞〜三枝の新笑ウインドウ

夫と2人、豚カツ店へ食事に行った。「ヒレカツ定食」と「レディース定食」を注文。

しばらくして料理を運んできたウエートレス、「レディース注文のお客さんは?」

かなりはげ上がった夫と、おめかしして口紅まで塗ってる私を見て、普通、聞くかぁ?

(奈良県橿原市 みさちゃん)

7002.「ママの話、小さい頃の私」 KBさん

ある日、ママは外出中で、パパが、私と2歳上の兄の面倒を見ていたの。

私は3歳で、骨折から回復したばかりだった。誰かが病気お見舞いで私に

おもちゃのティーセットをくれて、それがとてもお気に入りだった。

パパはリビングで新聞を読み、兄は何かで遊んでいた。

私が小さなカップでティーをパパに持ってきたの。ただの水だったんだけどね。

パパは、おいしいお茶だね、とほめてくれて何度かお代わりしたの。

ちょうどその時、ママが帰ってきたわ。

パパは、いいものを見せてあげるといってママに待つように言ったの。

ママが待っていると、私がパパにティーを運んできた。ママは、パパが飲み干すのを待ってから、

おもむろに口を開いた。

「こんなちっちゃな子供の手が届く『水』ってトイレのしかないって頭に浮かばないの?」

7003.「ミケルソン」

おおげさな記者がプロゴルファーのミケルソンに話しかけた。

「あなたはすばらしい。あなたの名前は今やゴルフと同義語です。

あなたはコースについてよく知ってらっしゃる。その秘訣は?」

ミケルソンはそれに答えて、

「ホールにはナンバーが書いてあるから・・・」

7004.「至言」 チンギス・ハン

勝者に学ぶことは誰でもする。

敗者に学ぶことこそ強者の道だ。

みんなに勝ちたい者は、みんになに教わらねばならぬ。

7005.「バレンタイン・デー」

今年のチョコレート屋のサイトの川柳にこんなのが、

三十路過ぎ パティシエばりの チョコ作り

チョコ渡す 幼なじみを 超えたくて

弁当の 隅に一粒 妻のチョコ

ちなみに、去年の作品は、

餌はチョコ 社内の海に 竿を垂れ

義理チョコと 好きな彼氏に 言うつらさ

7006.「重い獲物」

ハンターが鹿を撃ち倒したとき、狩猟監視人がやってきた。

「許可証はお持ちで?」

「ええと、どうだったかな」ハンターが答えた。

「許可書なしだと逮捕ですよ。むこうの道路まで私についてきなさい。

鹿をふたりで引きずっていきます」

「イヤです。あなたひとりでどうぞ」

二時間かけてやっとのことで狩猟監視人が鹿を道路まで引きずっていくと、

ハンターが言った。

「そうだ、思い出した。許可書はうしろのポケットに入ってます」

7007.「100点」

スージーが学校から帰ると、父親にきょうは100点とったの、と話した。

父親は喜んで、見せてみなさいと話した。

「ええとね」スージーは言った。「数学が30点で、理科が20点、書き取りが50点だったの」

7008.「国勢調査」

男がポーチに坐っていると、ノートとボールペンをもった男が近づいてきた。

「何か用? セールスマン?」

「いいえ。国勢調査員です」

「え、何?」

「国勢調査員です。アメリカには何人住んでいるのか調べているんです」

「なら、ボクに聞いてもムダだよ。知らないもん」

7009.「息子は甘やかす」 朝日新聞〜いわせてもらお

33歳を頭に3人の息子と同居している。一応「早く結婚して独立してよね」と

言っているんだけど・・・。生活費は入れてくれるし、誕生日にはばっちりプレゼントも。

パソコンやケータイの指南役で、家事も手伝ってくれるし、至れり尽くせり。

手放す勇気が日に日になくなりそう。

(広島市・息子を超えるお嫁さん来ないかな・58歳)

7010.「新しいボーイフレンド」

ある晩、ティーンエイジの娘が新しいボーイフレンドを家につれて来た。

両親は、彼の外見に腰を抜かしそうになった。皮ジャケット、バイクブーツ、

タトゥ、たくさんのピアス・・・。

両親は娘を脇へ呼んで、心配だと告げた。

「彼はあまりいい子にはみえないんだけど」

「いい子じゃなかったら、なんで彼は500時間の社会奉仕なんかできるわけ?」

7011.「クルマ」

ある日、若者が銀行の私の窓口にやってきて、囁き声で言った。

「この100ドルを私の普通預金口座に入れてください」

私は手続きを終え、預金通帳を彼に渡し、囁き声で返した。

「ありがとうございます」

彼は立ち去ろうとしたが、また戻ってきて言った。

「囁き声ですみません。金があることをクルマに知られると、アイツまた故障してしまうんです」

若者は唇に指をあて、そっと出て行った。

*私(管理人)のパソコン、8年目のXP機。

画面の下半分が暗くなったり、ちらついたり。

そろそろ買い替えかなと思って、ネットのパソショップをのぞいていたら、

私のパソコン、それに気づいたんですね、きっと。

とたんに、画面の調子がよくなりました。(笑)

7012.「変更」

年配の未婚の婦人が法律事務所を訪れ、遺書の準備をしたい、と申し出た。

弁護士が質問した。

「どのくらい財産があって、それをどのように分与したいのですか?」

「家とアクセサリのほかに銀行口座に4万ドルを持っています」

「4万ドルをどうしたいですか?」

「私は孤独な生活を送ってきたので、最後くらいは立派にしたい。

3万5千ドルを葬儀に使ってほしいの」

「確かに3万5千ドルの葬儀なら、みんなはあなたのことを記憶にとどめるでしょう。

で、残りの5千ドルは?」

「ご存知のように私は結婚したことがなく、ひとりで人生を送ってきたから、男の人と

寝たことがないの。ヘンに思われるかもしれないけど、それが心残りなの。

5千ドルで誰か私と寝てくれるように手配してくれませんか?」

「分りました。何とか努力してみます」

その夕方弁護士は自分の家で、風変わりな未婚婦人の奇妙な申し出について妻に語った。

妻は、しばらく考えた末、あなた自身が5千ドルのサービスをやったらいいじゃないの、と提案した。

妻は、夫を老婦人の家まで送っていき、「終わるまでクルマの中で待っているから」と夫に言った。

2時間以上待っても夫は出てこなかったので、彼女はクラクションを鳴らした。

すぐ2階の窓が開いて、夫が顔を出し、叫んだ。

「明日、迎えにきてくれ。ご婦人は自治会葬にするんだって」

7013.「百年の孤独」

宮内庁長官の「皇太子への苦言」が話題になっていますが、

皇太子様のお気に入りの焼酎が宮崎県産の「百年の孤独」だそうです。

この焼酎の生産者はガルシア・マルケスの「百年の孤独」から名を借りたとか。

この小説、とても退屈で読んでいる間は、かなりの孤独を感じさせられたことを

覚えています。(笑)

7014.「ひとこと」 朝日新聞〜TV端会議 深川直美さん(イラストレイター)

ここ数年で変わったなと思うことは、「CMの後に特にすごいことはおこらない」と

学んでしまったこと。モザイクのかかった映像を小出しにして「この後、驚きの展開が」

「衝撃の結末が!」 「意外なあの人があんなことを?!・・・」とあおられようとも、

何千何百回飽きもせずにだまされていれば、期待もしなくなるのは当然で、

むしろ今となってはちょっとワクワクしてCMが明けるのを待っていたあの頃の自分が

いとおしいくらいです。かわいかった頃もあった。いや本当に。

7015.「右脳と左脳の闘い」

次の単語を読むのではなく色を言ってみてください。

  オレンジ 

  オレンジ 

    オレンジ

ねっ、混乱するでしょ。右脳と左脳の闘いなんです。

右脳は色を言おうとするんですが、左脳は字を読もうとするんです。

7016.「孫悟空」 こけさん

三歳児いわく、

「そんごくうはサルだよね。

ちょはっかいはブタでしょ。

さごじょうはカッパ。

さんぞうほうしはウマ」

7017.「アドバイス」

男が真夜中に出張から帰る途中、空港からのタクシーの中で、運転手に話しかけた。

「じつは、妻が浮気をしてるようなんだ。現場をおさえるから、キミ、証人になってくれないか」

運転手はしぶしぶ同意した。

ふたりはこっそりと寝室に入り、あかりをつけた。そして掛け布団をはぐと、妻は見知らぬ男と

寝ていた。夫は銃を取り出し、男の頭にあてた。妻は大声で叫んだ。

「撃たないで! この人は気前のいい人なのよ。あなたに私が買ってあげたコルベットや新型の

ボートのお金は誰が出したと思うの?」

夫はかたわらの運転手に訊いた。

「こんな場合キミならどうする?」

運転手はにっこりして答えた。

「彼が風邪をひくまえに掛け布団をかけてやります」

7018.「ワースト映画」

アメリカではアカデミー賞の前に発表される「ゴールデン・ラズベリー賞(ワースト映画賞)」という

のがある。授賞式に出席して、堂々と受賞スピーチをして、喝采を受けた監督もいたとか。

文春は米国の「ゴールデン・ラズベリー賞」に倣って、「文春きいちご賞」を設け,毎年ワースト

映画を決めている。今回、37人の映画記者・評論家の投票で2007年のワースト映画を発表した。

1位:蒼き狼 地果て海尽きるまで(澤井信一郎監督)

2位:恋空(今井夏木監督)

3位:ラストラブ(藤田明二監督)

4位:愛の流刑地(鶴橋康夫監督)

5位:監督・ばんざい!(北野武監督)

6位:どろろ(塩田明彦監督)

7位:西遊記(澤田鎌作監督)

8位:俺は、君のためにこそ死ににいく(新城卓監督)

8位:HERO(鈴木雅之監督)

10位:インランド・エンパイア(デヴィッド・リンチ監督)

10位:殯の森(河瀬直美監督)

これが妥当なのかどうかは分りません。一本も観ていないので。  

「大日本人」はどうした?の声もあがっているとか。(笑)

7019.「名前」

ある日、インディアンの少年が母親のところにいき、困惑した表情を浮かべた。

「ママ。兄ちゃんはなんでMighty Stormって名づけたの?」

「それはね。彼は強い嵐のときに授かったからなの」

「じゃあ、姉ちゃんのCornflowerは?」

「とうもろこし畑で授かったからなの」

「下の姉ちゃんはなんでMoonchildって名づけたの?」

「月が沈むときに授かったの。どうしたの? 知りたがり屋さんね、Torn Rubber(破れゴム)ちゃん」

7020.「オフィスで最悪のパートナー」 

partner.jpg (14769 バイト)
Jokes Gallery

7021.「インドで」

男は乞食のそばを通るたびに毎日10ルピーをめぐんだ。

これが1年間続いた。

それから急にそれが7ルピーになった。

乞食は、「まあ、ないよりはマシか」とひとりごちた。

ところが、1年後には5ルピーになった。

乞食は男に尋ねた。

「どうしたんですか?最初は10ルピー、それが7ルピー。今じゃ5ルピーになりました」

男は答えた。

「昨年、息子が大学に行き、経費が大変かかったので、節約しなくてはならなかったんです。

それに今年は、娘も大学に行くんでさらに節約しなくてはならないんです」

「子供は何人なんです?」

「4人です」

「できたら、私の金で子供たちに教育を受けさせるのをやめてもらえませんか」

7022.「妻は・・・」

ある男が銀行に行き、列に並んだ。

彼の番になったとき、男は銃を抜いて銀行強盗を働いた。

彼は目撃者をそのままにしたくなかったので、振り返ってそばの客に訊いた。

「あんたはオレが強盗をしているのを見たか?」

客は答えた。「ええ見ました」

強盗は銃をかまえてその客を撃った。

強盗はさらに次の客に大声で尋ねた。

「あんたはオレが強盗をしているのを見たか?」

客は静かに答えた。「私は見てません。でも妻は見ました」

 

こういうジョークもありました。

奇術師が見事なワザを披露していると。

客席から男の声が飛んだ。

「その奇術のネタを教えてくれませんか?」

奇術師は笑って答えた。

「ネタを知った人には死んでもらうんです、それでもいいですか?」

「では、妻にネタを教えてくれませんか?」

7023.「いたずら」

モンタナのある高校で、学生たちが学校にいたずらをした。

彼らは3匹のヤギの腹にペンキで1、2、4と番号を描いて校内に放った。

その学校の管理者は3と描いたヤギを捜すのに丸一日を費やした。

7024.「まさか・・・」 HJさん

息子が8歳のとき、私に何年に生まれたの、と尋ねました。

「63年だよ」と答えると、「どっちの63年なの」と訊いた。

どうやら息子は私が1863年生まれなのか、1963年生まれなのか

を尋ねたようなのです。

私は息子に、私は100歳越えてると思うのかね、と言うと、

息子は「ええと・・・」といったまま黙り込んでしまいました。

7025.「幸せの扉」 ヘレン・ケラー

「幸せの扉が閉まるとき、別のドアが開く。私達は、その閉まってしまった扉を

いつまでも見ていると、別の幸せの扉が開いているのに気づかないことがある」

7026.「立会い」

麻酔薬なしで出産に耐えることを強制される人がいる、・・・夫である。

7027.「不法滞在」

ホセとカルロスは町の違うエリアで物乞いをして生活している。

カルロスはホセと同じくらいの時間物乞いをやっているが毎日2〜3ドルしか稼げない。

ホセはス−ツケースに10ドル札でいっぱいにして、ベンツに乗り、ちょっとした家に住んでいる。

カルロスはホセに言う。「同じ時間物乞いしてなんでそんなに違うんだろう?」

ホセは、「ちょっとおまえの看板、見せてみろ」と言う。

カルロスの看板は、『失職中。妻と6人の子供を抱えています』

「それじゃあ、ダメだよ。2〜3ドルなのも無理はない」とホセ。

「じゃあ、お前の看板は?」とカルロス。

ホセは看板を見せる。

『あと10ドルあったらメキシコへ帰れます』

7028.「食の安全」  朝日新聞〜いわせてもらお

我が家の愛犬にはドッグフード以外は与えないことにしている。

だが、夫はときどき「少しなら」と肉やお菓子を与えてしまう。

先日もハムの残りを「1枚ぐらいなら」とやろうとするので、

「ダメ。防腐剤や着色料やいろいろ入って体に悪い」と止めると、

「おれは食べてもいいのか」と言われてしまった。

(茨城県日立市・私だって食べています・65歳)

7029.「聴力」

男が診察を受けにきた。

「先生、ボク、音のしないおナラがしょっちゅう出るんです。仕事中にも5発出しました。

昨晩映画館の中で10発出しました。ここに来る途中のクルマのなかで5発しました。

ここの待合室でも、無音のを3発しました。あっ、今、先生の目の前でも2回やりました」

医者が答えた。

「まずやることはキミの聴力の検査だよ」

7030.「何考えてんだか」

妻が分娩室にいるあいだ、男は待合室で待っていた。

まもなく、笑みをたたえた看護婦が三人の赤ちゃんを抱き抱えてやってきた。

男はしばらく赤ちゃんを見たあと言った。

「真ん中の赤ちゃんにします」

7031.「至言」 リサ・カーク 作家

ゴシップとは、人が他人についてあなたと話すことである。

退屈な人というのは、自分のことばかり話す人である。

そして、話術の大家というのは、あなた自身について話す人である。

7032.「訂正」

医者が患者の夫に言った。

「やるだけのことはやったのですが・・・、奥さんはまだ昏睡から醒めません」

「でも先生、妻はまだ若い。たったの39歳なんですよ!」

そのとき、妻が弱々しい声で、

「37よ!」

7033.「ふたり」

おとなしい看護婦がハードなER(救急治療室)で働き始めた。

他の看護婦たちは、厳しい仕事のなかにも冗談を言い合ったりする職場の

雰囲気に彼女がなじめるかな、と心配した。

だがその心配は杞憂に終わった。ある晩、その看護婦がナース・ステーションに

ひとりで坐っているときにベテラン看護婦が尋ねた。

「ここにはお馬鹿ちゃんはあんたひとり?」

新米看護婦はひるまず答えた。

「ええ、さっきまではね」

7034.「バービー人形」

ある日、父親が仕事が終わり、帰宅中に、今日が娘の誕生日である

ことを思い出し、おもちゃ屋に寄った。

店員にウィンドウの中のバービー人形はいくらか、と訊いた。

店員は、「いろんなバービーちゃんがありますので・・・

仕事中のバービーちゃん 20ドル

お買い物中のバービーちゃん 20ドル

ビーチのバービーちゃん 20ドル

ディスコのバービーちゃん 20ドル

バレーを踊るバービーちゃん 20ドル

宇宙飛行士のバービーちゃん 20ドル

スケートをするバービーちゃん 20ドル

離婚したバービーちゃん 266ドル・・・といろいろございます」

父親は驚いて、尋ねた。「なぜ離婚したバービーちゃんだけがそんなに高いのかね?」

店員はため息をついて答えた。

「離婚したバービーちゃんにはいろいろついてくるんです:

ケンのクルマ、ケンの家、ケンのボート、ケンの家具、ケンのパソコン、ケンの友人のひとり・・・」

 

最近、世界中で愛され、もっとも有名な人形「バービー」が、43年来の恋人「ケン」と破局したと

いうニュースが報じられた。

バービー人形販売元のマテル社は前代未聞の会見を開き、社長が、

「2人は距離を置いてみる時が来た。破局の理由はケンが結婚を渋ったためではないか。

今後は良い友達として付き合っていく」と、事実関係を認めた。

あほらし〜(笑)

7035.「オバマとクリントン」

メディアがオバマ氏に甘すぎるのをからかったコントがアメリカで大受け。

司会者が討論会の席でクリントン上院議員に、

「ナイジェリアの外務大臣の名前は?」と聞く。

「知らないわ」とクリントン。

すると司会者が、

「答えはオジョ・モディエリエです。それでは、オバマ上院議員、同じ質問です」

7036.「機転がきく」  朝日新聞〜いわせてもらお

フグがおいしい季節。家族4人でフルコースを食べに行った。

前菜から始まって、最後の雑炊までたっぷり堪能して大満足。

それにしても安すぎるほどの値段に、フグの産地はどこかを

仲居さんに聞いてみた。すると、

「自分の好きなところで泳いでいますから、どことは言えません」と即答された。

 (前橋市・一同、納得のち大爆笑・58歳)

7037.「アシモフ−クラーク協定」

アーサー・C・クラークが亡くなりました(2008.3.18)。

つい、このあいだ、「幼年期の終わり」を再読したばかりでした。

クラークは、アイザック・アシモフと仲がよくて、「アシモフ−クラーク協定」を結び、

SFの第一人者は誰かと聞かれたときはお互いの名を出すことにしていたそうです。

7038.「呼び名」 ひろさん

子連れの女性と結婚した友人の実話。

友人は息子に自分のことを何て呼ばせようかと悩んだ。

「お父さん」も「パパ」も別れた父親を呼ぶときに使っている。

悩んだ末、ある呼び名を使うことにし、3日前までうまくいっていたがやめることにした。

3日前デパートの混雑のなかで、その息子が大声で友人を呼んだそうだ。

「お父上!!!」

7039.「妻の誕生日」 

ビルはショッピング中の友人ダグに出会った。

ダグは小さなギフトの小包を持っていた。

「明日、妻の誕生日なんだ。先週、誕生日には何がいいんだい? って聞いたんだ」とダグ。

「それで?」

「そしたらね、わからないわ、でもダイヤの入っている何かがいいわ、って」

「で、その小包、何が入ってるんだい?」

「トランプだよ」

7040.「唇寒し」

サンディエゴの交通警官が一台のクルマを道路の脇に止めさせた。

安全週間の催しで、シートベルト着用者に抽選で5千ドルを与えるものだった。

「おめでとう! このお金。何に使います?」と警官が運転席の男に尋ねた。

「教習所に通って免許証をとりたいです」

すると助手席の女性が、

「この人の言うことを信用しちゃだめ。酔ってるとバカなことを喋るんです」

後部座席で眠っていて、たったいま目覚めた男が警官を見て、

「ほれみろ。盗難車じゃ遠くには行けっこないよ」

するとトランクルームからノックの音がしてスペイン語の声で、

「もう国境は越えたかい?」

7041.「効果的な給水」 kitさん

アリゾナ-ソノーラ砂漠博物館に行ったとき、ニューヨークに住む女性が、

アパートのバルコニーで鉢植えのサボテンを育てている、と言った。

私が、「水やりはどうしているの?やりすぎると良くないときいたけど」と訊くと、

女性、それに答えて、

「私、ソノーラ砂漠地帯の天気をネットでみて、雨が降ったときだけ水やりするの」

7042.「名人芸」 鶴我裕子さん(ヴァイオリニスト)

日本ではまだ若い演奏家が何億円もする高い楽器を競うように所持しているが、

鶴我裕子さんのエッセイ(「音楽現代」 『独身の午後への前奏曲』)に興味深い話が

載っている。

・・・では、ウィーン・フィルの、あのうっとりするような弦楽器の響きは、いったいどんな高い楽器を

使っているのだろう。むかし、ウィーン・フィルとベームが、高輪(N響)の練習所を使ってくれたことが

あった。ヴァイオリンは、注射のアンプルケースのおばけのような箱に首を揃えて並んで入っていて、

弓はその下の引き出しに、お箸みたいにガラガラと放り込んである。それを、楽員ではない、係の

おじさんが取りだして、必要があれば弦を替えたりしてから調弦して、それぞれの席に置いていくのだ。

だから、プレイヤーは手ぶらで入って来て、終れば手ぶらで出て行く。そのヴァイオリンたちは、手に

取って見るまでもないほどの安物ばかり。

これが 「伝統のヒミツ」 なのであった。顔ぶれが変わっても、楽器はそのままで音を出し続けるしくみ。

鳴らない楽器を、思いっきり弾くやり方。何を持たされても自分の音を出せる自信と大らかさ。・・・

7043.「馬車で」

エリザベス女王とフィリップ殿下がトンガの王と女王をもてなすために、

馬車でサンドリンガム宮殿の周囲をゆっくり走らせていた。

馬の1頭がオナラをし、音と臭いが車内に飛び込んできた。

エリザベス女王は困惑して、フィリップ殿下の耳に囁いた。

「この事をお二人にお話した方がいいかしら?」

殿下は、「その方がいいね」と同意した。

それで女王はトンガ王に体をよせて言った。

「あのぉ、ごめんなさいね。決まりが悪いんですが実はこの臭い・・」

トンガ王は鷹揚に答えた。

「いいんです、いいんです。私は馬がやったと思っていました」

7044.「忘れ物」

年配の夫婦がドライブ中に道路わきのレストランに昼食に寄った。

食事を終えて、ふたりはまたドライブに戻った。ところが20マイルも走ってから、

妻が、うっかりしてレストランのテーブルの上にメガネを置き忘れたわ、と言った。

レストランに戻るためにUターンしようと思ってもなかなかいい場所がが見つからず、

夫はプンプン怒るし、不機嫌で嫌味タラタラだった。

やっとレストランに着いて、クルマから下りるとき、妻は自分のポケットにメガネが

入っているのに気づいたが、黙ってそのままレストランに入った。

店員が妻に話しかけた。

「忘れ物を取りにきたんですね。ご主人、帽子とクレジットカードを忘れてますわ」

7045.「女の場合、男の場合」

<ニックネーム>

グロリアとスザンヌとデブラとミッシェルがランチに出かけると、

お互いに「グロリア」「スザンヌ」「デブラ」「ミッシェル」と呼び合う。

でもマイクとフィルとロブとジャックが出かけると、互いに「デブ」「ゴジラ」

「ピーナツ頭」「ヘボ」と呼び合う。

<食事>

勘定書きがくると、マイクとフィルとロブとジャックは合計額が32.5ドルであっても、

それぞれが10ドルずつ出して釣りはもらわない。

勘定書きがくると、グロリアとスザンヌとデブラとミッシェルたちは各々が電卓を出す。

<洗面所>

男は洗面所に5つのアイテムを持っている。歯ブラシ、シェービング・クリーム、ひげそり、

せっけん、どこかのホテルのタオル。

女は洗面所に平均337個のアイテムを持っている。それが何だかを男は知らない。

自分の子供

女は子供についてすべてを知っている。歯科の予約、サッカーの試合、異性、

友達、好きな食べ物、不安、希望、夢・・・。

男は自分の家に背の小さな人が同居している、とぼんやり気づく程度である。

7046.「惑星ソラリス」

ロシア語では「ソラリス」を「ソリャリス」と発音するらしい。

名古屋弁でも「ソリャリス」と言うとか言わないとか。

7047.「裏ワザ」

マサチューセッツ工科大学在学中から、その高いプラグラミング能力を見込まれて

インターネット・エクスプローラ6の開発に参画したLoof Lirpa 氏は、アメリカのPC誌「bite」

とのインタビューで興味深い話をしています。

「我々、開発スタッフは、インターネット・エクスプローラ6のプログラムのなかに、

ちょっとしたフライト・シミュレータを隠したり、さまざまな仕掛けをしたものでした。

いつも、インターネット・エクスプローラ6を使ってくれている人たちに感謝を込めて、

ひとつだけ、お教えしましょう。インターネット・エクスプローラ6を起動して、

『編集』→『このページの検索』の検索欄に私の名前の綴りを逆にいれれば、

面白いものが見られます。私の名前はLoof Lirpaですから、逆にしてapril foolです。

そう、今日はエイプリル・フールですね」

7048.「エイプリルフール2」

長嶋英語を公用語にするという政府の後押しを受けて文部省では識者を招集し、

総単語数50を選択するという膨大な難作業にはいった。

最初に選ばれた語は「HEY Carl」らしい。この長島英語で果たして会話が成立するのか

危ぶむむきもあるが、この英語をマスターした者は、少なくとも自分はかなり英語を

喋れるという不思議な自信がつくという。

7049.「負けてない」

若い女優が大女優のエセル・バリモアに夕食を招待された。

女優はその夕食会に出席しなかったばかりか謝罪や釈明も一切しなかった。

数日後に二人はニューヨークの近代美術館でばったり出会った。

若い女優が、「この前の木曜にお宅にディナーの招待を受けたと思うわ」というと、

バリモアが答えた。「それであなたは来たの?」

7050.「初デート」

初めてのデートを終えて、少年は彼女を家に送って行った。

夜の闇にまぎれて、少年はファースト・キスをしようと決めた。

自信ありげに、壁にもたれて微笑んで彼女に言った。

「お休みのキスは?」

「バカね。私の両親が見てるかも」

「こんな時間に誰が見ているもんか」

「イヤ。誰かに見られているわよ」

「誰も見てやしないよ。みんな寝てるさ」

「ダメ。危険すぎるわ」

「キミが好きなんだ」

「私だって好きだけど、今はイヤ」

そのとき、突然電灯がパっとつき、彼女の姉がパジャマ姿で、頭ボサボサであらわれ、

眠そうな声で言った。「パパが言ってるわよ。彼に早くキスしてやれって。イヤなら私が

キスしろって。必要ならパパがキスしてもいいって。だからお願いだから彼に頼んで背中で

インターフォンを押しっぱなしにするのはやめてくれないかって」

 

inserted by FC2 system